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所用があって梅田に出る、実はこの映画鑑賞が主だった。
韓国映画だが今、流行りの韓流メロドラマではない。
題名とかけ離れたギャングもののアクション映画で娯楽性か゜あり楽しませてくれた。
韓国では金大中元大統領の文化政策で映画の振興も計られ素晴らしい映画を世に送り出すようになった。 中国映画と共に最近の韓国映画は注目の的である。
中年女性を中心に所謂「ヨン様」人気に沸いているが、今後どうだろうか、「流行ものはすたれもの」と言うが何時までこのブームが続くやら。これは日本だけの現象のようだ。
しかし、この韓流ブームが朝鮮・韓国差別の解消に1役かったとしたら喜ばしいことである。
このオバチャンより前の世代は中国や朝鮮・韓国差別がすさまじかったものである。
嘗て日本は大陸進出の口実として中国、朝鮮の蔑視政策をとった。
しかし古代には朝鮮半島から多くの優れた文化・文明が人と共に陸続として渡来し、特に飛鳥は渡来人が多数を占めて政治経済文化の中心として活躍した。当市のみならず各地にその名残が見られる、地名の秦、太秦、新羅、百済、高麗等がその例である。
また、徳川幕府は秀吉の朝鮮侵略を詫び江戸時代には「朝鮮通信使」が将軍の代替り毎に12回訪れ友好親善を深め、進んだ文物を日本にもたらした。
使節は海路、瀬戸内海を通り大阪で上陸、野洲・近江八幡を経て鳥居本に至る朝鮮人街道として名の残る将軍のみが上洛の時に通った街道をへて江戸へ向かった、途中各地で大歓迎を受け、宿泊地には我国の文人、学者が大勢訪れたと言う。
今のこの韓流ブームが永久に日朝韓の友好親善と差別解消に繋がることを願うものである。