【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

余市放浪2015初秋 『 偉大なる竹鶴のニッカウイスキーとダルマのジンギスカンがエライのだ! 』

2015年09月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
北海道での休日、友人しばやんと朝から余市にあるニッカウイスキー蒸留所見学へ出かけた。

余市には遥か昔、山の方に親父が買った土地がありオフクロより行くなら見てきて欲しいと住所を知らせる連絡があった。

札幌からしばやんのボルボに乗って余市へ走る。

余市は小樽の西に位置する小さな港町であり、ニッカウイスキーを創業した竹鶴がこの地こそがウイスキー製造の最良地と判断した山海川に囲まれた場所なのである。

しばやんがガイドを予約してくれた時間までの間に、これまたしばやんの知人を通じて紹介してもらった寿司屋へ。

そこで食したまかない定食は所謂、海鮮丼なのだが大きすぎる新鮮な寿司ネタがどう食べ始めるべきか困るくらいすし飯の上に乗っかっており、またヘラガニの汁物が唸るほど良い味を出していた。



腹が張った後、余市の親父の土地を見に行ったのだが、草がボウボウに生えており造成しなければとても人が住めるような状態ではなかった。何れにせよ、とりあえず土地は確認できたのでこれで良いのだ。

旧いニシン漁場である文化財を軽く流し見た後、本日メインの目的地であるニッカウイスキー蒸留所へ出向いた。



しかし驚くべきはこの見学が無料というところなのであった。

きちんとガイドがついて45分ほど蒸留所内を如何にウイスキーが作られるかを説明してくれ、更には最後にウイスキーを無料で試飲させてくれるのである。

ニッカウイスキーはエライのだ!

ここで製造されたウイスキー原液は平均10年以上の長い歳月を樽の中に寝かされて熟成しゆっくりとウイスキーとなっていくのである。



正直あまりモルトウイスキーは飲まないのだが、折角なので余市の小さいボトルを求めて自宅のキュリオに飾ることにした。

良い思い出となろう。



その後、小樽運河を観光し札幌に戻って、ジンギスカンを食べに最も有名と云われるダルマ本店へ向かった。



僕は普段、食事をするために並んで待つ事は決してしないタチなのだが、この店では約50分ほど並んで入った。

予約も受け付けず、地元の人々も観光客も分け隔てする事なく平等に並ばさせるその姿勢が気持ち良いのであった。

2014年のタベログで1位となった店らしく、こんなに美味いジンギスカンを僕は正直食べた事がこれまでなかった。



北海道の食にはつくづく驚かされる日々なのだが、このジンギスカンは突然にして一挙にその東の正横綱のポジションにのし上がるほどの味であった。

ジンギスカンもエライのだ!

しばやんのおかげで本当に楽しい北の大地での休日を過ごす事が出来た。

感謝感謝!