【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

僕の死に方~ エンディングダイアリー500日を読んで

2012年12月17日 | 徒然日記
東京での仕事を終え空路広島へ。

新聞に紹介されていたこの本の事を思い出し、羽田空港の本屋に立ち寄った。



僕の死に方~ 金子哲雄著

そして機内で一気に読み切った。

自身の突然の余命宣告から死ぬまでの500日を綴った本である。

僕より若い41才という年齢で生涯を終えた筆者の短いが太い人生、そして長いあとがきを引継ぎ執筆された奥さんとの2人の心の強さと深さには感銘を受けた。

自分自身を看取ること~

余命宣告の事実を誰にも伝えず、最期まで天命の仕事を全うするこの著者の生き様に感動した。

『自分は最後まで、自分に正直に生きてきた。濃い人生だった。そのことを、誇りに思う。』~ 筆者の最後の言葉より抜粋

僕も最期にそう思えるように生きたいとつくづく考える。