気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

秋葉山常夜燈(30)東名高速沿線の3ヶ所

2013-11-24 19:54:18 | 掛川の神社仏閣と文化財

 江戸時代から火防の神様「秋葉神社」への道しるべとしてなくてはならなかった常夜燈。掛川市内に今も現存する秋葉山常夜燈を調査、撮影してご紹介していますがいよいよ大詰め。今回を含めあと2回となりました。

 今日のご紹介は、C地区(小生が区分した4地区のうちの一つ)で、東名高速沿線に存在する3ヶ所の常夜燈をご紹介します。

 最初は、市内の東部で、原川地区の北の天満宮に設置されている常夜燈です。比較的新しい小さな建物のなかに石燈籠が設置されています。区分上は「龍燈:切妻型」としていますが、中の石燈籠を見ますと「石燈籠:神前型」にも区分することができます。

  

                       原川・北野天満宮の常夜燈。

 続いては、掛川市役所から少し南東方面に寄った、久保地区の大名持神社境内にある常夜灯です。形はコンクリート製でスマートな感じを受けます。区分は「石燈籠:神前型」としました。

  

             大名持神社の台座がスマートな「石燈籠:神前型」常夜燈です。

 最後は、東名掛川IC近くの挙張神社の境内の一角にひそかに立つ常夜燈です。こちらも台座が1本の石柱型なのでスマートに見えます。

             

               挙張神社の境内の「石燈籠:神前型」の常夜燈です。

 C地区は今回が最後です。前2回のようにC地区の21ヶ所をスライドショーに編集したものがありますので下記にご紹介をいたします。お時間がありましたらクリックして見てください。

 http://www.digibook.net/d/01c48d7bb0daae447ef3388190fc52e7/?viewerMode=fullWindow

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秋葉山常夜燈(29)東部地区の3ヶ所ご紹介

2013-11-04 10:05:44 | 掛川の神社仏閣と文化財

 火防の神様秋葉山信仰(浜松市天竜区春野町)で、周辺各地から同秋葉神社への街道沿いに古く江戸時代から道しるべと街灯の役目を果たした秋葉山常夜燈。今も地区によってはその信仰が続けられていますが、掛川市内に今も残る常夜灯を現地撮影しご紹介しています。

 掛川市内を4地区に分けた今回はB地区(22ヶ所)の最終回となり、 掛川市東部地区の国道1号線添いとその北側に存在する全3ヶ所をご案内します。

 最初は国一バイパス千羽ICを降りて少し北西に進んだ東部工業団地の西にある安養寺地区の「石燈籠:神前型」の常夜燈です。

 ここの白山神社の登り口に平成9年に新築された新しい常夜燈がたっています(上の小画像)。水田の向こうの閑静な中に白色鮮やかな常夜燈を見ることができます。下2画像は近くに寄った画像です。

   

                  安養寺・白山神社前の秋葉山常夜燈。

 次はそこから少し東方にある小原子地区の大原子神社境内の一角に建つ「石燈籠:神前型」の常夜燈です。1917年建立とありますから間もなく100年が経とうとしていますが、その間転倒したのか補修痕も残っていました。

  

              小原子地区・大原子神社境内に立つ常夜燈。

 最後は、国道一号線沿いにある、千羽・山鼻地区に建つ「石燈籠:神前型」の常夜燈です。すぐ前は交通量も多く正面からの撮影には注意を払いました。1976年建立とあり、その横(左画像の左下)には一代前の古い常夜燈も残されていました。

   

                      千羽・山鼻地区の常夜燈

 なお、今回B地区の最終回となりますので、これまでご紹介してきました全22ヶ所をスライドショーにまとめた形でご紹介します。下記アドレスをクリックしてご覧ください。(2012年3月にご紹介したもので、各地区の画像数は少なくなっています)

http://blog.goo.ne.jp/syumi-uu/d/20120321

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秋葉山常夜燈(28)掛川最北部の3常夜燈

2013-10-23 16:11:59 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市内に現存する秋葉山常夜燈全86ヶ所を順次ご紹介しています。一昨年から2年程をかけての自己撮影の画像です。

 市内を4地区に区分してご紹介してきましたが、A地区(掛川市の北西部)のご紹介は今回が最後となります(B~D地区もあと各1回で完結です)。

 A地区最後のご紹介は、掛川市内の最北部にある3ヶ所の常夜燈で、最初のご紹介はもっとも北にある市内黒俣地区にある「石燈籠:神前型」の常夜燈です。大きなコウヤマキ(小画像=拡大します)に抱えられるようにして守られ、常夜燈もデンと構えておりました。上の小画像と下2画像です。

   

               掛川市のもっとも北にある黒俣の常夜燈。

 続いて北から2番目にある常夜灯は、居尻地区にある「石燈籠:神前型」の常夜灯です。山の上の神社への参道沿いにあり、大きな自然石を使った貴重でユニークな形をしていてどっしり感があります。

 

                   居尻地区の自然石を使った常夜燈。

 最後は北から3番目の位置にある、萩間地区八幡宮の前にある「龍燈:切妻型」の常夜燈です。多少痛みも来ていましたが地元の皆さんにより守られているようです。

 

             萩間地区にある「龍燈:切妻型」の常夜燈。

前述のように、北西部(A地区)の21ヶ所のご紹介は今回で終了となります。

 なお、この21ヶ所を一つのスライドショーにまとめたものを昨年3月7日にアップしております。お時間がありましたら、下記アドレスからご覧いただければ幸いです。

 http://blog.goo.ne.jp/syumi-uu/e/1d545a7389532c81bde409474b0bf086

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秋葉山常夜燈(27)掛川南部・大渕の4ヶ所

2013-10-11 09:21:18 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市南部の遠州灘に近い地区、大渕にある四つの秋葉山常夜燈をご紹介します。

 最初は、天神社横にある常夜灯で、新旧2基の常夜燈が並ぶ珍しいところでもありました。記録によると古いほうは1792年建立とありましたが、新しい方はごく最近設置されたようです。周りの囲み風景からもそれをうかがうことができます。新旧2基が並ぶ上の小画像を拡大してご覧ください。

下の2画像も同じで、左が新しい常夜燈、右は古い常夜燈です。

     

           天神社の新常夜燈(左)と古い常夜燈の2基。

 次は、大渕新井地区にある秋葉山常夜燈です。大きな木の下に神棚とともに設置されていますが、どうやら火袋が壊れてしまったのか、台座と上部がくっついてしまっていました。

   

                  大渕・新井地区にある秋葉山常夜燈。

 三ヶ所目は、大渕浜中央地区にある常夜燈です。支柱部分はコンクリートで固められたのか大型のどっしりとしたスタイルで、常夜燈の文字もはっきりしています。

   

                大渕・浜中央地区にある秋葉山常夜燈。

 今日の最後は、大渕地区の江岳寺の境内の入り口近くにある常夜灯です。 電燈が引かれ夜間は点灯するかも。夜景の確認はできませんでした。

      

           大渕・江岳寺境内に設置された秋葉山常夜燈。

 掛川市内に現存する秋葉山常夜燈全86ヶ所を市内4地区に分け逐次ご紹介してきましたが、残すは各地区1ヶ所となり、あと4回でこのシリーズも終了となります。

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秋葉山常夜燈(26)市街地東部の3ヶ所

2013-09-29 09:12:58 | 掛川の神社仏閣と文化財

 秋葉山常夜燈のご紹介は今回、掛川市の市街地から東部の国一から近い3ヶ所をご案内いたします。

 下2画像と上の小画像は国一より北側の薗ケ谷の「石燈籠:神前型」の常夜燈です。夜間照明も点灯する工場と水田に囲まれた地域にあります。

              

                薗ケ谷地区の昼夜の常夜燈です。

 次は葛川地区にある旧東海道沿いの「石燈籠:神前型」の常夜燈です。街並みに一角にあり車で移動すると見過ごしてしまいそうな市街の一角にあります。

        

            葛川の常夜燈で右は夜間の点灯をしています。 

 今日の最後は本所地区にある八幡神社の境内入口にある「龍燈:切妻型」の常夜燈です。ここの常夜燈は点灯がありませんでした。

   

           本所地区の常夜燈。窓の格子も取れているようです。

 

 

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秋葉山常夜燈山(25)バイパス八坂IC付近の4常夜燈

2013-09-18 11:02:49 | 掛川の神社仏閣と文化財

 ちょっと間が空きましたが、掛川市に現存する秋葉山常夜燈のご紹介のNo.25で、掛川市東部地区(市内4区分のB地区)の国一バイパスIC近くの4ヶ所をご紹介します。

 上の小画像と下2画像は、掛川道の駅の西方で、八坂・宮村区公会堂脇に位置する「龍燈:切妻型」の秋葉山常夜燈です。大きな桜の木の下に位置しその頃撮影に行けばまた違った画像が撮れるかもしれません。中の火袋や、本日の最下段に夜の画像も紹介しています。

        

      八坂・宮村区公民館脇に位置する「龍燈:切妻型」の常夜燈(右は中の火袋)。

 次は、 八坂・影森区の海老名川沿いにある「石燈籠:神前型」 です。 側道と分岐する駐車場脇にある常夜灯でよくわかるところにあります。ここも夜景をご紹介します。

 

            影森区の常夜燈。左画像の右下は海老名川が流れています。

 続いて、少し西に向かい国一添いの伊達方にある「石燈籠:神前型」です。四方を枯れ竹に囲まれており、地元の方々が祀った時のものと思われます。

         

                    伊達方の「石燈籠:神前型」の常夜燈。

 今日の最後は、さらに西に進み千羽IC近くで光養院前の「石燈籠:神前型」で、1997年に再建されたまだ新しい感じの残る常夜灯です。 

        

                  千羽・光養院前の「石燈籠:神前型」常夜燈。

 最初の2ヶ所は夜間灯りが付いた状況も撮影できましたので次にその様子も併せてご紹介します。

 

     宮村区の「龍燈型」の夜間の常夜燈。          影森区の夜間照明の灯った常夜燈。

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掛川城の大手門

2013-09-11 08:32:37 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川城から数百米離れた逆川の近くに平成7年に復元された「大手門」が建っています。掛川城の表玄関にふさわしい本格的な櫓門で、白壁の木造日本瓦葺で、櫓上にはシャチ瓦が飾られています。当時の門は現在地より南50米の地にあったようです。(上の小画像=拡大します)

 大手門から北西の市には掛川城天守閣を見ることができ、また、大手門のすぐ北側には江戸時代末期に建てられたという「大手門番所」があります。場内に出入りする者を監視する役人の詰所として建てられました。大手門と番所はいつでも自由に見学できます。

   

       大手門から望む掛川城。                   大手門のシャチ瓦。

   

     当時のままの大手門番所。               大手門番所と大手門。

 

 

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秋葉山常夜燈(24)市内北部の3ヶ所ご紹介

2013-08-28 09:21:40 | 掛川の神社仏閣と文化財

 シリーズ・掛川市内に現存する秋葉山常夜燈を複数画像でご紹介しています。ご紹介している画像はすべて現地で自己撮影したもので、多少ピンボケ作品も登場することもありますがご了承ください。

 今回は市内北部にある常夜灯で上の小画像と下2画像は市内上垂木の雨櫻神社前の常夜燈です。雨桜神社は先月ご紹介した”ヤブサメ”の神社としても有名で雨乞いが行われたという場所も残っております。小画像は神社境内の入り口で構える常夜燈です。下画像左の常夜燈の後ろにはクスノキの大木がそびえています。

   

           雨櫻神社の秋葉山常夜燈。一部修復の跡が見られました。

 次は、同じ上垂木ですが、さらに北へ入り、ねむの木学園の先にある小さな熊野神社の前に設置されています。前から見ると「秋葉山」の文字もしっかり読めます。

 

              ねむの木学園のこども美術館前の駐車場脇にあります。

 続いては、掛川市内をさらに奥に向かい温泉施設「ならここの湯」へ向かう途中の大和田地区、法之脇神社前に設置されていました。1992年に再建された様でまだ新しい感があります。右画像の上を走って見えるのは新東名高速の上り線です。

 

        法之脇神社鳥居前の常夜燈。            新東名を背にした常夜燈。  

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秋葉山常夜燈(23)掛川市南部の4ヶ所

2013-08-18 10:55:37 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市内の秋葉山常夜燈。今回は市内南部(D地区)の4ヶ所をご紹介します。

 最初は、大須賀地区にあり、三熊野大祭やちっちゃな文化展などでも知れ渡っている、三熊野神社の境内にある大きな常夜燈です。境内入口の左手にどっしりとした石組みの土台の上に、これまた大型の「龍燈:切妻型」の常夜燈が設置されています。「龍燈:切妻型」本体には、彫刻も施され、鬼瓦や瓦にも特徴があります。下の2画像とともにご覧ください。

  

           三熊野神社の入口に構える龍燈型の秋葉山常夜燈。

 次は、同じ大須賀地区・沖之須にある「石燈籠:神前型」の常夜燈で、八幡神社の入り口の大鳥居の脇に設置されています。撮影に行ったときは草刈り前のようで雑草に囲まれ、火袋にもゴミがつめられちょっと残念な気もしましたが、すぐ横で保育園児を待つ母親や幼子たちも集まり談笑していました。下画像二つとその下左画像です。

  

    沖之須の常夜燈。日袋の模様にも特徴があります。

  

  沖之須の八幡神社の鳥居と左わきに常夜燈 。          矢柄神社。

 次は大東地区矢柄神社(上画像右)境内にある秋葉山常夜燈です。上画像の左手前に掛川市内には唯一という形の「龍燈:方形型」常夜燈で、切妻型と違い、屋根の瓦が四方に均等に分かれて葺いてあります。市内全86ヶ所の秋葉山常夜燈の中にはこの形は他にはありません。ぜひお尋ねになったみてください。下画像二つで、その様子が覧いただけます。

  

                矢柄神社の「龍燈:方形型」の常夜燈。

 

 今日の最後は、大東地区浜野新田の「龍燈:切妻型」の常夜燈です。すぐ横に「石燈籠:神前型」も設置されていましたが、ここでは建物「「龍燈」を秋葉山常夜燈として区分しています。形は一般的な切妻型です。四方をのびのびと見渡せる場所にありました。

  

            浜野新田の「龍燈:切妻型」の秋葉山常夜燈。

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秋葉山常夜燈(22)中央地区の4ヶ所ご案内

2013-07-27 08:36:28 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市内に現存する秋葉山常夜燈。今回は中央地区(市内4区分のC地区)の4ヶ所を一挙ご紹介します。

 最初は、上画像と下の2画像で市内葛川地区にある常夜燈です。滝川橋の南に位置し、道路に沿った木陰にあり涼しそうで、道路からもよく見えます。形は「石燈籠:神前型」に区分していますが、一本柱のような形になっています。(1958年建立)

   

                  市内葛川・一里塚の常夜燈。

 次は、掛川市掛川新町通りの常夜燈で、形は上記と同様の一本柱形式の「石燈籠:神前型」で土台は石組みの高い土台となっていますから近寄ると見上げる高さがあります。(1928年建立)

   

                    掛川市新町七曲りの常夜燈。

 続いては、駅からも近い、肴町の町中にある常夜灯で、一般的な「石燈籠:神前型」の常夜燈です。土台も作りもしっかりしていて、どっしりと構えています。(1932年建立)

   

                     街中・肴町の地蔵堂にある常夜灯。

 今日の最後は、掛川市城下のくすの木公園脇にある常夜灯です。市内には3~4ヶ所しかない木製の常夜燈で、1本柱形式で上部の火袋もしっかりした骨組みで作られています。(2004年建立)

   

             市内城下・緑町公会堂北にある常夜燈。

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