忘却への扉

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布教の人

2006-03-11 | 平和を
 宗教を隠した偽善募金集めが目的の、小物売りの女性の挨拶にその人は短く拒絶した。まだ女性は幾つかの言葉を口にしただけで、離れて行った。
 たとえ偽の宗教でも私なら時間があれば話を聞きたい。末端の信者に悪意はないと思いたい。話はするけど、お金を渡すことはない。
 布教行為をする人との訪問や出会いをイヤだと言う話はよく聞くが、自分からだとどこのお寺でも神社でもお参りしたりするのだ。
 自分が信じるかどうかだけのことではある。町に住人から、よく来るがすぐ断ると聞いた。でも彼には信仰はしていないが、好きな宗教が幾つかあるという。
 どれも出会って長い年月になるが、宗教をすすめられることがない関係が続いている。時にお札や紙誌などが届くが、信仰の話を聞いたことはないと。
 だからその人たちを尊敬しているという。真の信仰そのものは心の幸福、お金集めが裏の目的であるはずがないのは納得できる。。

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