忘却への扉

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1ポンドの福音

2007-02-25 | 平和を
 【1ポンドの福音】著者・高橋留美子 サンデーコミックス 発行・小学館 作品のパワーあるハチャメチャさが好きだ。
 ボクサーの主人公にボクシング関係者とシスターに修院長他、大勢の人間味あふれる人たち。ボクシングジムはいいとしても、教会は大丈夫かと最初は少し気になった。
 読んでいるうちに、本当の信仰の世界ってこんなのではないかとも思ってくる。もちろんこの漫画で表現しているのは、脇役の仕事。
 脇役がいてこその主役だ。信仰を持たない人たちをも救い見守るのが、真の神や仏。それには平和な暮らしが欠かせない。
 この漫画もそうだが、あくまでも人が主役で神や仏は脇役だろう。ある場面で登場し、大切な手助けを想像できる存在か。
 信仰を拒否するつもりは無いが、戦の神を知ってから深入りはできなくなった。戦争で軍人が名誉の戦死を遂げるように、敵国人を一人でも多く殺せるようにと祈る神の大きな矛盾を認められない。・・・こんなことこの本で考えることか?

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