忘却への扉

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泣きながら抵抗しよう

2017-07-29 | 平和を

 一億総懺悔(ざんげ)、特需景気、朝鮮戦争の言葉。侵略戦争の敗戦当時なかにし礼7歳?と落合恵子4歳の二人の語りをNHKラジオ番組落合恵子のラジオディズの再放送で聞いた。
 その数日後なかにし礼さん(1938年9月20日生まれ)の死去を聞くことになる。作詞家として有名だが、近年では小説家として知られている。
 番組でもその言葉が使われていたが、『平和の申し子たちへ!』 泣きながら抵抗しよう など、なかにし礼さんの詩や作品言動には、落合恵子さん同様、戦争へと針路を取ろうし始めた安倍政権らへの抵抗の強さを感じる。
 「必死で軍用列車に飛び乗り、後から乗ろうとしがみ付く子供の指を、1本1本剥(は)がしていった。私がそれをしなければ、子どもは軍人に軍刀で指を切られていただろう」。
 なかにし礼さんが軍用列車に乗れたことも奇跡に近い、軍人最優先で、一般人はもちろん、それも子供は見捨てられ置いてけぼりにされて文句のいえない時代。
 しがみ付く指を剥がされ列車から落ちた子どもがどうなったか…?そのとてつもなく重く苦い懺悔を込めて、全国放送での語り。
 一億総懺悔に加わらなかった人?、軍需景気の恩恵を受けた人、軍需景気の再来を待ち望む人?ら戦争好きが活発で危険な動きを見せ始めた。これからの将来のためにも『泣きながら抵抗しよう』。もはや関係ないでは済ませられないとこまで来ている。稲田朋美防衛相の辞任は安倍政権存続のための「トカゲの尻尾切り」にすぎない。


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