忘却への扉

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まもりぬくのはなに

2012-11-23 | 平和を
 「決めたことは決めた通りに守り抜く戦う集団をつくりたい」 と強気の野田首相だが足元はぐらついている。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加と消費税増税などを衆院選の立候補者への「踏み絵」とした野田党首。
 「誓約書」を民主党立候補者個人への党議拘束とするやり方は、崩壊直前の野田執行部の米国や官僚・財界等から「最後に良くやった」と頭を撫でられたいからか。
 目線は国民を見ていない。野田首相自身の「脱原発」発言も閣議決定さえ逃げて、次期政権を狙う自民・公明に維新の会他には原発再稼働どころか推進の御墨付きとなる。
 週明けにもマニフェスト(政権公約)をまとめる民主党にとってTPPだけが 懸案とか、執行部は「日本の農業、食の安全は必ず守る」との文言を加え党内に配慮した。
 TPPは農業だけの問題ではなく日本経済と国民生活全般に大きな打撃を与え兼ねない危険さを隠している。民主党内の全国政策担当者会議でも反対、慎重意見が続出し閣内からも「拙速に進めると禍根を残す」との声もある。
 野田党首のどこに「誓約書」で党議拘束と「踏み絵」にする権利があるのか。国民に約束したマニフェスト破りさえ無反省どころか、党内民主主義を拒否する政党が民主を名乗り続けるこりない面々。
 復古極右の安倍自民に石・橋維新などと追随政党と選挙公約を守れば、今後の日本ためには危険過ぎる党もある。選挙中の口約束のきれい事でなく、これまで裏切られた数々と嘘を見抜き、本当に私の家族の将来を幸せにするために1を票 を投じるだけ。
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