忘却への扉

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安易なツケの危うさ

2013-08-07 | 平和を
 地方紙の投稿欄で18歳男性の「安易な軍拡 子孫につけ残す」の文章を読み勇気付けられた。憲法改悪は若者たちこそが、自らに直線降りかかって来る悪意だと考える。
 [◇国防軍、徴兵制、憲法9条改正。最近、議論を起こしている言葉だと思う。
 しかし、もし徴兵制が実現して、例えば20歳から数年間の兵役が義務化されたとしよう。
 それに参加するのは誰だろうか。今は選挙権を持たない子どもたちであり、この世にまだ生を受けていない未来の子孫である。
 ◇集団的自衛権を行使できないのは、国際社会の中でいいのか悪いのか分からない。しかし、巨額の戦闘機を何機も購入し集団的自衛権を行使する国と、自国しか守れないが、戦闘機を購入する代わりに、きれいな水や食料を発展途上国に支援する国。どちらが世界から尊敬されるだろうか。
 ◇それでは国際的発言力が強まらないという批判も聞こえそうだが、権力の基盤とは何か。それは世界中の人から認められることである。
 それを忘れて安易に軍拡に走っては、国民の政治への関心が地に落ちてもなお続いている政争と何ら変わらない。悲惨な戦争から学んだものは何だったか。勉強し直さなければならない。]
 再び戦争への道を狙う為政者たちはただ原発(原子力)むらに群がる連中と同様に、軍需産業とつるむ「軍事力むら」に集まりボロ儲けを企んでいるだけのこと。あくまでも自分たちが命をかけて責任を取る気などないのは、大戦中の大日本帝国を振り返れはわかる。いつの世も犠牲になるのは一般庶民。