忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

底力を感じる

2013-08-14 | 平和を
 【 漫画が語る戦争 戦場の挽歌(エレジー) 】 「ゲーム感覚で戦争をとらえがちな現代日本人の覚悟を問う警鐘の書。漫画の底力を感じる」/ 鈴木邦男 [230万人の英霊と、復員兵にとって「聖戦」とは?]
 2013年7月30日 初版第1刷発行 発行所/小学館クリエイティブ 鈴木邦男(一水会顧問)×宮崎学(作家)による「解説対談」収録
 【収録作品】 〇水木しげる/ 「敗走記」 〇楳図かずお/ 「死者の行進」 〇野間宏・作 滝田ゆう・画/ 「真空地帯」(単行本初収録) 〇古谷三敏/ 「寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治」 〇新谷かおる/ 「イカロスの飛ぶ日」 〇比嘉すすむ/ 「砂の剣」 〇立原あゆみ/ 「銀翼―つばさ― 手紙~敬礼」 〇湊谷夢吉/ 「『マルクウ』の系譜 一人だけの聖戦」 〇白土三平/ 「泣き原」 〇あべ善太・作 倉田よしみ・画/ 「味いちもんめ 若竹煮」
 広島・長崎の原爆記念日にフクシマ東電原発事故など振り返りながら、敗戦記念日を前に455ページ読み応えのある本を読んだ。同時発売の「漫画が語る戦争 焦土の鎮魂歌」 手塚治虫・北条司・山上たつひこ・ほか著が書店になかったのが残念。体験者から聞いた戦争が見える。
 戦争を知らないという人は、知ろうとしないだけなのでは、聞こうとすれば意外と身近に多数の体験者がいる。大戦後も米国と軍事同盟を結んでいる日本は、朝鮮戦争からベトナム戦争、湾岸戦争にイラクにアフガニスタン他、第五福竜丸事件に東電フクシマ原発爆発事件すべて戦争に結び付いている。
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