忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

気持ちはわかる

2009-07-31 | 共に
 途中で別れて帰る予定を考えに入れ、その準備も済ませて一晩泊まった家を出た。私たちは自動車、もう一組みはバスで移動し待ち合わせ。 なかなか来なかったのは、バスの遅れと子供がぐずって寝たので母さんが抱っこして歩いたから。
 イライラはストレスの元、体に良くない。抑制作用が食欲に現れたのか、一皿105円の回転寿司の皿は気持ちいいほど重なった。次はスイミングスクールの見学。
 当人は満腹した体調で再び睡眠を求めうつろな目、水泳どころか溺れなければよいがと気になる。子ども連れの若いお母さんたちがほとんどで、どちらも賑やかと言うより騒々しく耳栓を必要とするほどだった。
 スイミングでお別れの予定は、名残惜しくてもう一度家に戻ることになる。子供たちの遊び時間の延長だ。いくら遊んでも遊び足りない残り少ない時間を、ケンカなどせず有効に楽しくにぎやかな声が隣の部屋から聞こえる。
 「遊びを止めて!さあ準備して」帰る時間になったので何人かが何回も言うが、聞こえないのか静かにならない。もう限界、やっと諦めてくれて「さようなら」になる。
 遅くなってしまった。おまけに交通渋滞に近いたくさんの車。コンビニの弁当 で夕食は車の中、暗くなったが無事送り届けた。お別れにハグし握手と話は何度もできた。走り出した自動車の窓を全開にして手を振る。「バイバーイ!」の大きな声も姿が見えなくなるまで聞こえていた。