忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

おねだりしてる

2009-07-05 | 平和を
 選挙に関係する話でもあるが儀式で祝電とか弔電とかを司会者が読み上げる際、最初に「順不同で‥‥」と言いながらはっきり上下関係別のわかるのはよくあること。
 だからといって全てが本人が直接依頼した電報となると、上に行くほどゼロに近いのだろうとは思ってしまう。地元後援会の不手際か、弔電が同じ代議士から2枚届いて両方読まれたのに出会ったこともある。
 特に庶民が主役の儀式に、国会議員や県議に、市長などの名前を出したいのは自由、それならば順不同と言わなけれ良いだけ。ある葬儀の場では最前列に座る遺族の身内の態度が、焼香をすませ前を通る人の中で偉いと思っている人とだけ特別な会釈だと見えた。
 「指名焼香に私を加えて、名前を読んで欲しい」と議員自ら頼みもする。その話を聞いて、実際に弔電で文も読まれ、指名焼香への出演もされた。
 自分が注文しての指名焼香だと知ってしまうと、そこまでして議員の地位を獲得したいのか情けない気にもなる。
 政権与党の宣伝カーが走っている。選挙区の立候補予定者の紹介には、頼りになる現職の実績が語られていたが、だったら現在の政治問題との矛盾は何。顔は知っていても、議員の実行力を日頃のニュースからではなく所属政党のマイク放送で聞かされる。
 選挙が近づくと浮かび上がり、有権者に票をおねだりする姿にも見える。国民の政治ためには全有権者に対する得票率の重視が必要だ。