アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

春の雨はやさしい、か?

2007年02月22日 20時39分19秒 | Weblog
 小椋桂の歌に『春の雨はやさしいはずなのに』とかいうのがあった。不確かなタイトル以外覚えていない。
 結構強い雨で、「春雨じゃ、濡れていこう」なんてものではない。やさしくない。
 と、同時に、この時期にこんな強い雨ってのも、もしかして異常気象のせいか、と、思うと、なおさらだ。
 昔、近くに梅林があり、花見客相手に母親連中が店を出していた。学校から帰るとランドセルを放り出して、そこに走った。何か食い物にありつけたものだ。
 四季があることは、何と幸せなことか。
 川端康成のノーベル賞受賞スピーチは「美しい日本の私」。「と」じゃなく「の」にしたところが川場のいいところだ、と、当時の国語教師は言った。今の自民党総裁なら到底そんなことはできまい。
 様々な天気を今のうちに楽しんでいた方がいいのかもしれない。思い出を整理して、リュックに詰められるサイズにしておいたほうがいいかもな。雨がやさしく囁いている。