アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

ささやかな贅沢(1)

2007年02月01日 21時24分31秒 | Weblog
 最近風呂の時間を以前の倍にした。数曲を歌い湯船につかる。『路地裏の少年』は必ず歌う。あの歌には年齢が出てくるが、最後は今のぼくの年齢にするが、その時だけ声が小さくなる。ぼくの娘たちの母親に聞かれないためだ。今日は『世界中の誰よりきっと』だったか、あれを数回歌った。その頃には身体が温まり、汗が出る。それから、身体を時間をかけてゆっくり洗う。そして、また湯に身を沈め、2曲ほど歌う。風呂に入るのが身体を洗うだけだった以前とは、風呂上りの気分が全く違う。
 仕事や子育てや家事やなんやかんやでバタバタしてたまるか!
 美しい日本はまず美しい個人から。そしてその基本はゆとりだ。
 安部さんもゆっくり風呂に入り、そう、たとえば『矢切の渡し』でも唸ってはどうか。ゆとりがないと、見えるものも見えなくなるぞ。