アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

夏休みの教師の「研修」について

2006年08月09日 18時06分23秒 | Weblog
 夕方のTBSニュースで小学校の教師の研修の杜撰さが指摘されていた。
 その突っ込みに対して校長の言葉の歯切れが悪い。現場を代表して世間にアピールできるチャンスなのに、何故アピールしないのかな。
 教師の現場はきつい。勤務時間を過ぎての仕事、家に持ち帰っての仕事。それを理解してもらわないと。もし、勤務時間になったら帰る、家で仕事をしない、そうなったら学校は回るのか。中学、高校の部活顧問は毎日帰るのが遅い。それをしなくなったら、どうなるか、それを理解しないと。小学校の教師の研修にしたのは、ずるい。TBSの報道は問題を把握していないで、一部の現象だけで判断している。そんなものは報道じゃない。横丁のおばちゃんの呟き程度だ。
 時代は変わっているから、昔のままの手法は通用しない。そのことを教師も知るべきだよね。残業手当を出せば、自宅研修なんて考えない。今は回復措置で、超過した分早く帰るとかで処理しているが、生徒がいる限り、部活がある限り、それはできない。結局ウヤムヤで終わってしまうことが多い。
 こういう現状を校長は言うべきだ。上から来た通知を知らせるだけが校長の仕事ではあるまい。学校と職員の現状改善に向けて動くからこそその学校の長なのだ。そういう校長は極めて少ない。これが悪い!