新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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メハジキ:目弾き (子供の目張り?)

2005-10-30 07:01:05 | 植物観察1日1題
道でメハジキ:目弾き(シソ科)を見かけました。
本州、四国、九州の平地の草原に生える2年草で、茎葉には長い柄があって、3個に深くしばしば基部まで切れ込んでいます。茎丈は大きいもので1mを超えます。
花は小さく、萼の長さは6~7mm、花冠は薄い紅色で長さ15mmぐらいになります。
茎に弾力があり、子供がこの茎を細く切ってまぶたの上下に張るように付け、目が大きく開くということで遊んだことからメハジキの名がついたといいます。でもこのごろは、田舎の子供でもこんな遊びはしないでしようし、多分大人でも知る人はいないでしょう。
この草は又、一名ヤクモソウ(慈母草・益母草)といわれ、産前産後の出血どめ、強壮、利尿、解毒などの薬効があるそうです。