新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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オオニシキソウ:大錦草(ここでもはびこる外来種)

2005-10-12 06:24:08 | 植物観察1日1題
オオニシキソウ:大錦草(トウダイグサ科)は、昨日のコニシキソウより後で渡来したやはり北米産の帰化植物です。ニシキソウ、コニシキソウは地面を這うように伸びるのに対して、オオニシキソウは茎が立ち上がり20~30cmと高く伸びます。ニシキソウの葉と茎に似て、草の姿が大きいのでこの名がついています。
トウダイグサ科の花は、白色の花弁(付属体)のようなものが4つあり、その中央に雄蕊が集まります。この花から柄が伸び、その先に突きでた 丸い珠が雌蕊です。
写真では、花は終わりがけでよくわかりませんが、すでに膨らんでいる丸い実が目立っています。
外来種の昨日のコニシキソウと今日のオオニシキソウは街角でも良く見かけますが、元祖のニシキソウにはなかなかお目にかかれないのはどうしてなのでしょうか。