タデ科の草は区別の難しい種のひとつといわれますが、このイシミカワは、特徴のある葉のつき方と、タデ科にしては珍しい秋の実の形で区別されます。
イシミカワ:石見川(タデ科タデ属)は、野原や道端に見られる一年生の蔓草で、ママコノシリヌグイ(一昨日の記事)やアキノウナギツカミ(昨日の記事)と同じようにするどい棘を持った葉や茎でほかの植物に寄りかかって伸びます。薄緑色の三角形の葉の葉柄は長く基部より少し上方で楯の形につきます。果実は黒くて光沢があり、藍色でつやのある萼に包まれています。
イシミカワの名の由来は多説あり、薬草として大阪南部の石見川村のものが良質であった(石見川)、石のような実と皮である(石実皮)、このつる葉で骨折のとき膠のごとく骨を接ぐので石膠→いしみかわ、などがありますが、何れも少々無理があるみたいです。
イシミカワ:石見川(タデ科タデ属)は、野原や道端に見られる一年生の蔓草で、ママコノシリヌグイ(一昨日の記事)やアキノウナギツカミ(昨日の記事)と同じようにするどい棘を持った葉や茎でほかの植物に寄りかかって伸びます。薄緑色の三角形の葉の葉柄は長く基部より少し上方で楯の形につきます。果実は黒くて光沢があり、藍色でつやのある萼に包まれています。
イシミカワの名の由来は多説あり、薬草として大阪南部の石見川村のものが良質であった(石見川)、石のような実と皮である(石実皮)、このつる葉で骨折のとき膠のごとく骨を接ぐので石膠→いしみかわ、などがありますが、何れも少々無理があるみたいです。