サルトリイバラ:猿取茨(実が色づきました)2005.10.21
5月10日の記事で取り上げたサルトリイバラ(ユリ科シオデ属)が赤い実をつけています。雌雄異株で5月の写真は雄花でしたが、当然ながら実は雌株に付きます。
本名と同じくらい別名のサンキライ(山帰来)でも知られていますが、山帰来は中国、インドに自生する“棘なしサルトリイバラ”を指し、サルトリイバラによく似ているが棘がないものだそうですからサルトリイバラをサンキライというのは正しくないといえます。本来の山帰来の根茎は生薬として、今では過去の病気になった梅毒に効くといわれ、山に捨てられた重症の患者がこの根をかじったら治り、山から帰って来たので山帰来の名がついたという相当怪しい説もあります。
赤い実は食べられるそうですから一度試してみることにしましょう。
5月10日の記事で取り上げたサルトリイバラ(ユリ科シオデ属)が赤い実をつけています。雌雄異株で5月の写真は雄花でしたが、当然ながら実は雌株に付きます。
本名と同じくらい別名のサンキライ(山帰来)でも知られていますが、山帰来は中国、インドに自生する“棘なしサルトリイバラ”を指し、サルトリイバラによく似ているが棘がないものだそうですからサルトリイバラをサンキライというのは正しくないといえます。本来の山帰来の根茎は生薬として、今では過去の病気になった梅毒に効くといわれ、山に捨てられた重症の患者がこの根をかじったら治り、山から帰って来たので山帰来の名がついたという相当怪しい説もあります。
赤い実は食べられるそうですから一度試してみることにしましょう。