薬効があるとされる草は数え切れないほどありますが、千振(センブリ)、十薬(ドクダミ)と並んで、どうかするといまでも普通の家に陰干しした草が貯えられていたりするのが、このゲンノショウコ:現の証拠(フウロソウ科)です。
これを煎じて飲むと、健胃、整腸、下痢、腹痛に卓効があるとされ、効き目がすぐ出るので“現の証拠”の名で古くから民間薬として重宝されています。
どこの道端ででも見られ、夏から秋にかけて咲く五弁の花には、紅紫色、淡紫色、白色があります。
果実は直立し、熟すと壁が縦に5裂し、裂片は種子を巻き上げてこれを飛ばします。その後の花柱の形が神輿の屋根に似ているところから、神輿草の別名があります。
これを煎じて飲むと、健胃、整腸、下痢、腹痛に卓効があるとされ、効き目がすぐ出るので“現の証拠”の名で古くから民間薬として重宝されています。
どこの道端ででも見られ、夏から秋にかけて咲く五弁の花には、紅紫色、淡紫色、白色があります。
果実は直立し、熟すと壁が縦に5裂し、裂片は種子を巻き上げてこれを飛ばします。その後の花柱の形が神輿の屋根に似ているところから、神輿草の別名があります。