ツルリンドウ:蔓竜胆(実は食べられます) 2005-10-22 06:49:46 | 植物観察1日1題 山道を歩いていると、足元にツルリンドウ:蔓竜胆(リンドウ科)が花をつけていました。 普通の竜胆の深い青色とは少し違った淡い紫色です。 茎がつる性で細長く、40~80cmに伸び、地面を這ったり、ほかの植物にからまりますが、花はリンドウに似ているのでこの名があります。 8~10月に咲く花は、葉腋に1個ずつ付き、筒状です。花筒の長さ2.5cm~3cm口部は5裂し、裂片の間に小さい副片があります。 まもなく長い柄をつけた赤紫色の長球形の液果をつけます。この実はわずかに甘みがあり食べられるそうです。