新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
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アメリカイヌホオズキ:亜米利加犬鬼灯火(鬼灯に似ない舶来もの

2005-10-05 06:43:56 | 植物観察1日1題
草木観察に目覚めて一年余、道端で、以前気がつかなかった草がやたらと目に付くことが
ありますが、このアメリカイヌホオズキ:亜米利加犬鬼灯火(ナス科ナス属)もそのひとつです。
いたるところに生えているこの草、ホオズキの名がついていますが、草姿は似ているものの、実の形はまったく異なります。イヌホオズキのイヌは“否”から来ているという説もあります。
花はナス科の特徴をしめして淡紫色で、5個の雄蕊は黄色で花柱を囲んでいます。
このアメリカイヌホオズキは、北米原産で、市街地や空き地などに広く野生化しています。
在来種のイヌホオズキとは、秋に黒くなる実の付き方が異なり、アメリカイヌホオズキは果柄の伸びる部分がほぼ一箇所であるのに対しイヌホオズキは、果柄がつく部分は次々に先に向けて延びています。