Straphangers’ Room2022

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まさかの選挙戦はあるのか

2024-09-25 21:25:25 | 時事
立民代表がひと足先に決まりましたが、元首相が代表の座に返り咲きました。
ただ「政権を取る」という目的が前面に出過ぎて、野党間で全方位外交をする感じですね。特に今逆風吹きまくりの維新との連携も否定しないわけで、万博問題にパワハラ・おねだり知事の「主犯」として国民の指弾を受けるべき存在と手を組むと言い出すだけでリスクなだけに慎重な対応が必要でしょう。

一方の自民党総裁選はまさに首相を選ぶということになりますが、注目を集めて刷新感を出したところで解散総選挙に持ち込むという観測が強いです。
兵庫県では県知事選(場合によっては県議選が先にある)もあるだけにおなかいっぱいなんですが、この総選挙で不穏な記事が出ていました。

都知事選でまさかの2位となった前安芸高田市長が立民代表の選挙区から出る、と言っています。
ということはまさかの千葉14区からの出馬宣言となるわけですが、何とも迷惑な話です。あのNHK党の党首の経歴ロンダリングを許してしまった船橋市の東部を主たる地盤とする選挙区ですが、有権者のリテラシーに難がある場合、前安芸高田市長が票を集めて「野党」が分散してしまい、結局政権与党が議席を確保という結果が懸念されます。

一方で船橋市の東部、新京成線沿線は元首相の地元であり盤石の強みを見せています。郵政選挙でも唯一野党の選挙区での議席を確保したくらいの強さを見せていますから、都知事選での著名人とはいえ前安芸高田市長が付け入るスキがあるかどうか、という楽観論も強いでしょう。
しかしネット時代の選挙戦、都知事選でもさぞや有能なガバナーのように宣伝にこれ務めた結果の票数をみるに、相当数が「騙される」のを織り込まないといけません。どうあがいても勝てないから旧千葉4区から北部を分離した旧13区の設立、そして今回の14区と二転三転させて地盤を切り崩している感じですが、場合によってはまさかの政権与党の「漁夫の利」の芽も出てきます。

まあ政党というよりも個人票なので、旧13区では元首相票が消えた民主党候補はあっけなく負けています。その個人人気をどこまで切り崩せるのか。
不幸中の幸いとして、都知事選後に相次いでボロが出て能力にも疑義が出まくったのですが、選挙となるとネット界隈を駆使して「お化粧」するんでしょう。もしこの対決が実現したら、大阪における維新の占有のように、選挙区の有権者のリテラシーが強く問われる選挙になります。



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