スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

参道の平戸ツツジ見頃・・・「長岳寺」

2009-04-30 08:26:08 | 奈良・山之辺・山添の里

関西花の寺・第19番「釜ノ口山・長岳寺」のツツジが満開です。

山之辺の道沿いにあるこのお寺は、この時期、ハイカーなど訪ねる人が多い。
淳和(じゅんな)天皇の勅願で、天長元年(824年)、弘法大師によって開かれたという古刹は、浄土式庭園の景観と境内に咲く花々に心癒されます。

ここ何年か、新緑と紅葉の頃に訪ねておりますが、大門から続く参道の背丈を越える「平戸ツツジ」が見頃な時期に訪ねるのは初めてです。

でも、放生池に咲くカキツバタは10輪ほどしか見られず、あと3.4日もすれば、新緑の中に紫の花色を散りばめ、本堂手前に咲くツツジと共に、春一番の見頃を迎えます。
この構図と配色は、私の好きな撮影ポイントの一つです。


▲あと、3.4日もすれば、右手のカキツバタが咲き、ツツジの彩りで、もっと華やかになります。

▲大門からの参道には、背丈を越えたヒラドツツジが、咲き始めました。

▲庫裏となっている旧地蔵院の庭のツツジも綺麗になってきました。




▲放生池の周りのツツジも、見頃を迎え始めました。手前のカキツバタが咲き揃うと、見事な景観になります。


▲鐘楼門を臨むと・・・ツツジの彩りが放生池の水面にも映ります。
この鐘楼門は平安時代のもので、弘法大師創建当初の日本最古の鐘楼門です。

▲手前のカキツバタが咲くと・・・浄土式庭園は見事な景観になります。再度、撮りにくることにします。

▲境内のツツジは見頃を迎えています。

▲放生池には、鯉も彩りを添えています。

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新緑も綺麗な「長谷寺」

2009-04-29 08:01:39 | 出来事
またまた、長谷寺の紹介です。
昨日までは、境内で咲いている花たちを紹介しましたが、今回は新緑です。

昨日は、2時過ぎから雨が降り、満開の牡丹と石楠花は水滴の重みで、うなだれ、花弁を落とすものもあります。

雨が止んだ後の新緑は、眼にやさしい緑色が一層美しくなっています。
こんな優しいグリーン・シャワーを浴びることも出来るのです。
(以下の写真は、昨日の午前中に撮影したものです。)


▲本堂から五重塔を臨みます。この五重塔は、日本で2番目に小さい五重塔です。ちなみに1番目は、室生寺なのです。

▲国宝の本堂・礼堂の床板には、新緑が映っています。左奥には、五重塔が見ます。

▲三重塔の跡地にあるモミジの梢越しの五重塔。この木の下のベンチで休憩するのが一番のお勧めです。

▲「奥の院」に向う参道から本堂を見下ろすと・・・扁額の「大悲閣」と外舞台の一部が見えます。

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そうだ長谷寺、行こう!

2009-04-28 07:02:43 | 出来事
昨日の続きです。長谷寺の花を訪ねています。
牡丹も石楠花も、山吹も大手毬も、満開で、全山花で埋め尽くされています。
桃源郷のなかに399段の登り回廊の黒い屋根が浮かび上がっています。
例年より1週間ほど早い見頃を迎え、GWまで、この美しさが保てるか・・・・ちょっと心配です。

今日は、石楠花を紹介致します。
モミジの巨木の木陰で、淡いピンク色が目立っています。


▲六角堂前の石楠花です。ここの花色は濃いピンクです。




▲本堂下の「嵐の坂」付近や、五重塔下から休憩所までの階段に多く見られます。

<おまけ>

▲本坊の境内に咲く「御衣黄」です。赤と緑と黄色の複雑な色合いです。
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長谷寺の牡丹・・・満開!

2009-04-27 21:31:27 | 出来事

またまた、真言宗豊山派の総本山・長谷寺に来ております。
4/18~5/10までは「ぼたんまつり」で、連日、多くの方で賑わっています。

境内は、牡丹、石楠花、御衣黄桜、ツツジが満開で、今日・明日が一番の見頃です。
まずは、牡丹を・・・・。
明日は、石楠花を紹介致します。












奈良県桜井市初瀬
真言宗豊山派の総本山・長谷寺
0744-47-7001

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牡丹の花満開!・・・金剛寺

2009-04-25 11:08:38 | 出来事

子安地蔵寺からの帰途、奈良県五條市野原西にある関西花の寺・第23番の「金剛寺」に立ち寄った。

1173年に平重盛の創建と伝えられ、江戸時代末期から大正時代にかけては、唐招提寺長老の隠居寺としても知られています。

吉野川河畔に建ち、去年訪ねたのは、5月の連休だったと思うが、見事なオオヤマレンゲが咲いていました。
秋は菊、春はボタンと・・・いつ訪ねても花が咲いているお寺で、毎年、訪ねるたびに、手入れも行き届き、花の種類が増えていて・・・撮影にはサイコーのところです。

茅葺き屋根の庫裡なのですが、境内に咲き誇る花々に目を奪われてしまって、この佇まいの良さをゆっくり味わうのを忘れてしまうほどです。というわけで・・・今回も庫裡を撮るのを忘れてしまいました。


▲山門には白藤が日陰を作ってくれています。奥には本堂が見えます。いつ訪ねても何かの花が咲いています。年々、見事な庭造りは待ち焦がれるところの一つです。

▲訪ねた23日は、ボタンが満開でした。
▼ボタンの花には、名札が付いています。写真に名前を付けてみました。




▲上:石楠花の「ブルーピーター」、クレマチスの「モンタナルーベンス」。
下:山門前にあった「菩提樹」の花と、ロウバイの実。

▲オオヤマレンゲの蕾です。頂上部に1輪だけ咲いていましたが撮れず・・・殆どは蕾です。
アヤメも咲き始めていました。白山吹も満開です。

▲「ヤマオダマキ」と「ミヤマオダマキ」かな?

▲「イングリッシュブルーベル」と「オダマキ」

▲「モモイロタンポポ」とクレマチスの「月宮殿」。

▲「レナンキュラスゴールド」と「ヒメカンゾウ」かな?。

▲「カロライナジャスミン」と「屋久島シャクナゲ」。

▲「シラン」と「ひょうたん木」。シランは境内のいたるところに植えられ次々と咲き始めています。

▲最後に、ボタン園をもう一度・・・・。これで全体の3分の1程度です。

境内に咲く全ての花を紹介することが出来ません。
この境内の花は、1株や2株ではなく、同じ品種を群生させているところが特徴です。見ごたえがあります。

奈良県五條市野原西3-2-14
金剛寺 0747-23-2185

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