スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

朝焼けは雨の兆し

2012-06-27 22:05:44 | 出来事


今朝は、早起きして三輪山の朝焼けを狙ってみた。
天候が不順な時ほど、空の変化が面白いと聞いた。
早朝、4時30分自宅出発。これが失敗の元。あと、15分早く起きていたならば、綺麗な朝焼けが撮れたのに・・・残念!

バックミラー越しに見る東の空は、形の良い雲を赤く染めている。
急いで車を走らせるが・・・こんな時に限って信号待ちが多い。一度、タイミングが合わないと、次の信号も赤・・・。なんでやネン!
信号無視をする勇気はない。何しろ、警察署の前を通るのだから・・・。何箇所かの信号に捉まり、5分間のロスタイム。
撮影ポイントに着いた時は、既に焼けはなくなり・・・平凡な空色。

先客のカメラマン氏曰く、『ものの10秒間ほどの焼けでしたよ。今朝もダメですわ。まぁ、タテ1枚だけの成果ですわ。』と、言い残して帰って行かれた。

一人残って・・・こうなれば朝日が昇るところを撮ろうと決めた。
雲の隙間から、日が差し込み、刻々と変化する。

手前の田圃の水面に朝日が映えて綺麗だ。
少し冷え込みを感じる畦道に佇みながら1時間ばかり、日いずる三輪山を眺めていたのです。
あと、15分、早く起きていたなら・・・。


▲朝焼けには間に合わなかったが・・・撮りに来た証拠に・・・。


▲いよいよご来光! でも、雲が邪魔して・・・・。


▲いよいよ三輪山の左側から強い陽ざしが・・・。


▲少し場所を変えて・・・


▲雲が遮って・・・でも、これも面白い。

まあ、何度か通わなければ、綺麗な朝焼けは撮れないだろう。
雨の兆しがあれば朝焼けは期待できそうだ。

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久米寺の紫陽花

2012-06-26 23:25:38 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


用事で立ち寄った近くに久米寺があった。
紫陽花の花を訪ねました。

紫陽花の花は、同じ種類でも、いろいろな色があるのですね。
光の当り方によっても、変化します。

十人十色・・・といいますが、紫陽花も十花十色・・・なんでしょうか?


▲やはり紫陽花は、曇天か雨天が似合うといいますが・・・でも、青空も綺麗です。


































 

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これは何だろう??

2012-06-16 23:13:10 | 出来事

最近、古物商を覗くことが多くなって・・・ついつい飛び込んでしまう。

先日も、この得体の知れぬモノを買った。

店の方に聞くと、軒下に吊り下げてあったものだろう・・・ということだけで、何に使っていたのか分からない???

単なる飾りモノなのか・・・それとも、神社か仏閣のモノだったのか・・・。

どなたか、ご存知の方・・・教えて頂きたいのですが・・・・・。


▲全景。長さ20cm、幅10cm。青銅製のようです。吊り下げて使われていたのでしょうか。筒の先端部に穴があいております。


▲何か文字が印刻されています。「宮」という字が見えます。


▲胴の周りにイボがついております。


▲中は空洞となっています。

半鐘にしては小さすぎます。でも、叩いて音を鳴らすモノでしょうか?

どなたか、教えて下さい・・・。

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ご無沙汰です! 感動です!

2012-06-14 21:05:27 | 出来事


3週間近く、休んでおりました。
体調が悪いわけでなく、地元ボランティアが忙しくて・・・なんて言えば格好良いのですが・・・程々の忙しさだったもので・・。
一度、キーボードに向わなくなると、ダメですね。
ネタがない、早朝の撮影がキツイ・・・となると、ますます遠ざかります。
根気・ヤル気が薄れてきた証拠デショウカ・・・ネ。

さて、今日は少しユトリが出来たため、最近の出来事を綴ります。

確か10日の日曜日だったと思われますが、地元の知人からの電話の誘いですぐ近くの古墳を見てきた時のことです。

何しろ、誘いの電話口からは、かなり興奮気味で・・・。『凄いものを見つけた!』と・・・。
この知人は、地元の歴史博士と共に、この古墳への道を確保に行っていて、その現場からのレポートだったのです。
雑木と笹が生い茂り、古墳に辿り着けない状態がここ何年も続いていたため、そのボランティア作業に出向いていたのです。
そして道が開け辿り着いた先に、素晴らしい古墳・・・。
はじめて見る古墳があまりにも見事だったため、電話をくれたのです。

早速、地元の古墳博士と連れ立って、急遽、現場へ。この古墳博士も・・・既に電話を受けて興奮気味の様子。

古墳までの道(笹や雑木が生い茂っていたのを刈られたため、道となっている)を進むと、真正面に見事な形の古墳が目に飛び込んできました。
周りが片付けられているせいか、確かに『凄い!』と、叫んでしまうほど。

古墳博士はこの古墳については勿論ご存知で、十数年前からトタン葺きの小屋が倒壊し入口に設けられていた鉄柵も倒壊し、横穴式石室の入口を塞ぎ、中を見ることが出来なかったという。

小屋と思われるものが、羨道部に当たるところに建てられていた小祠らしく、続く石室の内部には何らかを信仰をされていたのか二体の石造仏が祀られています。
ちょうど形の良い石窟の中に祀られているようです。

古墳博士と歴史博士は、朽ちて倒壊してゆく石室を案じて、早く何とかして欲しい・・と、その関係先に申し入れされていたそうですが、今日に至っているとのことです。
『綺麗な石室の姿だ・・・感動するなぁ!』と、言いながら・・・持参のノンアルコールビールで、一同乾杯!!

今回、二人のボランティアの力で、朽ちた小祠も取り除かれ、石室回りの枯れた大木もチェンソーで倒され、石室上部の雑木や笹が刈り取られ、方墳の姿とわかるまでになりました。

それにしても、見事な石積みです。石は榛原石とかでレンガ状のものを左右の壁から一段ずつ漆喰(しっくい)で固め少しずつせり出し、最上部の天井には大きな石を置いて蓋をしているようで、家型の天井となっているのです。小さな石の積み上げで・・・家を造る・・・見事な仕事です。

近くの「忍阪古墳公園」にも、榛原石を積んだ古墳はあるのですが、ごく一部しかなくて想像すら出来なかったのです。

それがこんな綺麗な形をしたものがあるとは・・・またこのまま放置しておいていいものか・・・。
古墳ファンならずとも、形あるうちに、保存して欲しいと願うものです。
貴重な国の財産・・・朽ちていくのを黙ってみているわけには・・・いけない。


この古墳とは、桜井市浅古にある「舞谷古墳」です。
磚積系横穴式石室の中でも特に精巧に造られたものとして一見の価値ありと、言われています。
久しぶりに、感動しました。


▲道なき道を、草刈り機で刈りながら・・・道がつけられました。


▲朽ちた小祠は片付けられ、羨道部から石室の奥まで見られます。


▲この形・・・見事に造られています。


▲天井部のアーチが綺麗です。



▲心優しい、歴史博士が見つけられたヤマユリ。石室の前に刈られずに一輪だけ咲いていました。(バックの黒いところが石室です。)

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