スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

これは何の花・・・サフランモドキかなぁ?

2010-09-30 18:33:57 | 出来事


積み上げている空き鉢からニヨッキリ花が咲いた。23センチの茎の先に紫色の花が咲いている。
さて・・・これは何の花か?



過去のブログ記事から探したところ「サフラン」 (2008.11.26の紹介記事) では・・・と思われるが、どうも違うようだ。
サフランならこんなにも茎が伸びないはず。茎は球根で地上部近くに花が咲くはず。

では・・・何の花なのか。
咲き始めた花だが、2日経っても開かない。
すぐ隣からも白い芽が出てきた。これも、同じように咲くのだろうか?

カミさんに聞いても、「さぁ・・何の花かなぁ?」「この形の鉢に植えるのはお父さんさんしかいない。」と言うだけ・・・。
まったく植えた覚えがなく・・・。

花図鑑で調べると「サフランモドキ」ではないかと・・・。花の高さ10~30センチになるとある。また、ヒガンバナ科であり、色は桃色で直径6センチ・・・。
でも、誰も植えたことがない。桃色の花・・・というのもちょっと違う。
確かに「サフラン」は記憶があるが「サフランモドキ」は知らない。
まぁ、名前が似ているので・・・どうでもいいが・・・。

こういった出来事が、時々ある我が花畑・・・。
予期せぬ花の登場も・・・楽しいものです。


  
 

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赤い花・天上の花・・・曼珠沙華

2010-09-29 20:55:57 | 出来事

彼岸に咲くから「彼岸花」。
痩せ地でも逞しく咲き、花が先に咲いて冬には葉っぱだけ・・・。
花は葉っぱを知らず、葉っぱは花を知らず・・・すれ違い人生です。

球根は水で晒せば食糧になるとか・・・昔、中国では日照りが続き飢餓になったとき、植物について研究していた殿様の蔵に沢山の球根があったため、飢えを凌いだとか・・・。

マンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれ梵語「赤い花・天上の花」の意味で、おめでたい兆しとされています。
彼岸を過ぎてから咲くようだと・・・彼岸花をやめてマンジュシャゲ(曼珠沙華)の名前のほうが良さそうです。

近場で咲いている「マンジュシャゲ」を撮りにいきました。
ちょうど見頃を迎えています。



















長閑な田圃に、マンジュシャゲ(曼珠沙華)が似合います。濃い緑色の木々、金色の稲穂と真っ赤な曼珠沙華・・・この組み合わせが綺麗です。
 
 

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日本最大秘仏・金剛蔵王権現像・・・百日特別ご開帳

2010-09-28 18:57:20 | 出来事




平常遷都1300年記念の一環として催されている「吉野・金峯山寺(きんぷせんじ)」の秘仏『金剛蔵王権現像』(重文)が9月1日から12月9日7までの100日間、特別にご開帳されている。
この機会を逃すと・・いつ拝ませて貰えるか分からない。
昨日、小雨がぱらつく中、拝観に行ってきた。


▲本堂に入らなければこのような姿は見られません。撮影禁止のため、パンフレットを複写しました。

秘仏『金剛蔵王権現像』は、天正20年(1592年)の蔵王堂再建以来、蔵王堂(国宝)のご本尊として4百数十年にわたり鎮座されている日本最大の秘仏です。

拝観料1000円。撮影禁止。自分の靴は貰った黒い袋に収納する。堂内に案内され金剛蔵王権現像のすぐ前の低い障子の衝立で囲まれたブースへ・・・。

6ブースほどが設けられている。お祈りされる人、記帳される人、読経される人・・・それぞれ。
それにしても、迫力あります。睨みつけられます。
私は、思わず・・・『ごめんなさい!』と、手を合わせてしまいました。

金剛蔵王権現の手には悪を砕き、一切の情欲や煩悩を断ち切る剣を持ち、左足で地下の悪魔を押さえ、右足で天地間の悪魔を払う姿を現しているとか。
背後の赤い炎は仏様の偉大なる知恵、身体の青黒色は仏様の深い慈悲を現しているとか・・・。

また、三尊の全身は、ことごとく悪魔を払う怒りの形相を現されている。これは、釈迦如来(写真中央)、千手観世音菩薩(右)、弥勒菩薩(左)を本来の姿とする変化身なのだとか・・・・。
三尊は、過去、現在、未来の三世にわたって私たちを守ってくださる守護仏でもあるのです。






▲金峯山寺の本堂、蔵王堂。高さ34メートル、四方36メートル。安土桃山時代に建てられたお堂です。この中に金剛蔵王権現三体など多くの尊像が安置されています。


金峯山(きんぷせん)とは、吉野山から山上ケ岳(大峯山)に至る一帯を指し、古く奈良時代から聖地として知られていました。
白鳳年間(7世紀後半)、修験道をはじめた、役行者(えんのぎょうじゃ)は、この金峯山で修行し、山上ケ岳において、人々を迷いや苦しみから救い、悟りの世界に導くために金剛蔵王権現を祈り出されたのです。
そして、その姿を桜の木に彫刻し、山上ケ岳と吉野山にお堂を建てて祀られたのです。
これが蔵王堂のおこりであり金峯山寺の始まりとか・・・。

役行者が蔵王権現の姿を桜の木に彫刻したことから、桜は神木として保護、献木され、吉野山は日本を代表する桜の名所となったのです。
金峯山寺は、金峯山修験本宗の総本山であり、この金峯山寺を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は、その「文化的景観」の価値が認められ、2004年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。 <金峯山寺のパンフより引用>

都合のつく方は、是非、この機会に秘仏拝観に行かれては如何でしょう。
こころが洗われたような気分になれますよ。
 
 

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橘寺の彼岸花

2010-09-27 21:13:27 | 出来事


用事があって明日香の村へ・・・。
途中で立ち寄った石舞台公園では「南蛮煙管(ナンバンギセル)」の咲き具合を見に行ったのだが・・・まったく咲いていない。
何年か前は、ススキの根元にかなりの数があったのだが・・・。

近くの店舗の方に聞くと、今年の暑さのため、彼岸花もやっと咲き始めたとかで、ナンバンギセルは・・・どうなんでしょう?  とのこと。
もう少し経てば・・・次々と咲き出すのかも・・・・。

  <2年前のナンバンギセルの様子です。2008年9月18日の紹介記事。>

次に訪ねたのは、橘寺の周りの彼岸花。
彼岸花が畦道に赤いベルトを作っています。収穫前の黄色の稲穂と真っ赤な彼岸花のコントラストが綺麗です。
でも、例年に比べ、赤色が少ないようです。

何人かのカメラマンがウロウロしています。

あと2.3日もすれば刈り入れが始まるはずです。


▲今年は、畦の彼岸花が少ないようです。


▲少し赤色が多いところを撮ってみました。
 
 


 

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第27回全国都市緑化ならフェアへ・・・・

2010-09-26 22:06:04 | 出来事


『第27回全国都市緑化ならフェア』(愛称・・・「やまと花ごよみ2010」)が、9月18日から11月14日までの期間、奈良県北葛城郡 広陵町・河合町にある馬見丘丘陵公園をメイン会場として催されている。

この会場はかなり広い。何しろこの公園内には明らかになっている古墳だけで8基が在る。中でもナガレ山古墳は頂上に登ることができ、大和平野が一望できるビュースポットなのです。

9月23日には、あの假屋崎省吾さんの「トーク&デモンストレーション」も行われたとかで、その作品の一部が展示されていた。

屋外出展では、鹿児島県などの自治体が、また造園・資材メーカーなど企業・団体が、地元の小・中学校生徒の庭園・花壇づくりが、そして花の愛好家による庭園・花壇・寄せ植えなどの出展が・・・・と、盛りだくさん。

特に、奈良県が誇る「ダリア」をテーマとした展示が凄い。
ダリアのテーマ館もあり、ダリアの育成、技術などを紹介。屋外では200種、5,000株のダリアが大・中・小の花の大きさに分けて植えられている。
特に、花の大きさが直径40cmにもなるという大輪のダリアもあった。

孫たちと訪ねたため、花を楽しむこともなく、途中で引き返すことに・・・。何しろ駐車場が離れていて、メインのダリア館までは1.5kmと・・・興味の無い子供たちには・・・ちょっとキツイ。

出展の皆さんの力作・傑作・・・・駆け足で見させて貰いました。
10月9日には、天皇・皇后両陛下をお迎えして植樹祭が催されるとか・・・。

では、会場の一部を紹介致します。




▲古代史ファン必見の「ナガレ山古墳」。頂上まで登れます。


▲多肉植物ばかりで作られた庭園・・・・。


▲これが世界で一番大きなダリアの花・・・その名は「エモリー・ポール」。これは25cmほど、大きいのは40cmになるとか。

では、いろんなダリアの品種を紹介しましょう。




▲左より「秋田」と「太公望」。

▲「ロザリー・ゴールド」と「桜満月」。

▲「黒蝶と「紅の使者」。

▲「春の舞」と「コンモンド」。

▲「サレム・サンシャイン」と「リド」。

▲他にもいろいろあったが・・・名前を控えるのは・・・無理。

▲これはダリア園。

 假屋崎省吾さんの作品もありました。


▲庭園のアチコチに花が植えられています。

地元・南都銀行の参加作品(一部分)です。


▲このような楽しいブースもありました。
 
あまりにも会場が広すぎて・・・歩き疲れて・・・。この日は、1万歩に達しました。
でも、眼の保養にはなりました。 
 

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