今年、私が撮りたいのは、『古木(100年以上)の桜の花』と決めているのだが・・・『満開だ!』と聞くと、古木・若木に関係なく、どうしても訪ねたくなる。
昨日の雨の中、「専称寺」からの帰途、まず訪ねたのが香芝市今泉582にある「志都美神社(しずみじんじゃ)」の境内にある『枝垂れ桜』。
▲「志都美神社」の境内にある『枝垂れ桜』は、まだ蕾・・・。
境内看板によると創建は、弘仁四年(1180年前)藤原氏により創建された古社。
西名阪自動車道・香芝ICのすぐ近く、武烈天皇陵の隣に位置しているが、奈良県内でも、ほとんど地元の人しか知らない氏神様を祀る神社です。
社殿の背後に広がる「社そう」は学術上きわめて貴重な森となっていて、奈良県の天然記念物に指定されているのです。
社そう内には、コジイ(ツブラジイ)、アラカシ、クスノキ、サカキ、スギ、ヒノキ、ヤブツバキ、アオキ、ヒサカキ、シャシャンボ、シロバイ、カクレミノ、リョウブがあるそうです。自然が守られた貴重な存在です。
2本の枝垂れ木の枝先についた蕾は全体に赤っぽく、今にも咲きそうで、2~3個の花びらが見える程度。
明日、晴れれば満開になるのでは・・・と見事な姿を想像しながら・・・
次の北葛城郡広陵町三吉にある「新家長福寺(しんけちょうふくじ)」へ。
ここは竹取公園(道路横に、竹取物語に出てくる「かぐや姫」の看板が、アチコチに見られます・・・また別の機会に調べます。)の南側にあって町立図書館の隣に位置します。
真宗大谷派(東本願寺)の寺院です。
枝垂れ桜の何本かの1本が満開です。
境内には200株の牡丹が植えられ赤い芽を出し、モクレンも満開です。
以前、よりりんさんのブログで見かけたこのお寺。「桜御坊」と呼ばれるほど・・・の美しい枝垂桜が咲く境内・・・を期待したのですが・・・まだ1本だけ。
ちょっと早すぎたようで・・・。
牡丹の咲く頃が一番見頃でしょうね。
▲ちょっと早すぎた。4月末頃が一番の見頃かな?
▲手前にあるのは牡丹の苗。200本ほどあると言われている。4月下旬ごろには咲くのかな?
▲この枝垂桜だけが満開です。まだ若木ですが・・・。
▲このモクレンも満開。周りが暗くなってきたためフラッシュを焚きました。
ウデの悪さに加えて・・・更に花に輝きがなくて・・・やはり、雨の日の撮影は、ダメですね。
でも、一度にアチコチ行けないし・・・。今日もシトシト雨模様。
頼む、明日こそ晴れてくれ!