スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

黄色い花で元気を・・・・!!

2011-03-29 22:49:14 | 出来事


ガソリンを節約するため、出来るだけ車での遠出を避け近場をウロウロしています。
でも、世の中、節約・節約ばかりだと、縮んでしまいます。
働けるモノは働き、お金があるモノはお金を使い。知恵あるモノは知恵を出す。動けるモノは動く・・・。
出し惜しみしている場合ではありません。

被災しなかったコチラは、もっと動かなくっちゃダメなんでしょうね。

というわけで、少し動いて、明日香の里に「黄色の花」を探しに行きました。
黄色の花を見ていると元気が貰えそうです。
被災地の皆さんに、元気をお届けしたいと思います。


▲明日香・石舞台の近くに咲く菜の花です。左上には石舞台が・・・。


▲石舞台の近くの風景です。


▲明日香・稲渕の『神所橋』に掛かる「雄綱」の下には、シデコブシ(幣辛夷/四手拳)が咲いていました。


▲稲渕に咲く「彼岸桜」。


▲稲渕にて・・・。


▲甘樫の丘に咲く菜の花。


▲明日香・八釣に咲く、サンシュユ(山茱萸)と彼岸桜。遠くには畝傍山と二上山が臨めます。


▲明日香・八釣に咲く菜の花。ここからも畝傍山と二上山が臨めます。


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真価を問われるのは、今 !!!

2011-03-26 00:09:39 | 出来事


昔、こんな言葉を聞いた。
『子曰、歳寒、然後知松柏之後彫也』
歳(とし)寒くして、然(しか)る後に松柏(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るるを知る

「子曰く、気候が寒くなって他の木々の葉が枯れ落ちても、松や柏は枯れずに緑を保っている」と。

つまり・・・「危難の時にはじめて人の真価がわかるものである」と。

想定外の大津波被害、原子力発電所の崩壊による野菜・原乳・水道水の汚染。
世界中が、我が国の対応を見守っています。

今こそ真価を問われている我が国。

被災された現地では、倒壊の家屋から空き巣を働いているモノがいるとか・・・。
でも、これは一部の心無いヤカラだ。
被災された皆さんの整然とした行動や逞しく生きようとする姿。
被爆しながらも復旧作業に務めた東電の方たち。
文句も言わずガソリンスタンド前に整然と並ぶ人達。

地震直後のファミレスでは、客を店外へ待避させた。揺れがおさまると大半の客が戻ってきて料金を払って帰り、戻らなかった客は、翌日金を払いに店にやってきたという。
さすが・・・日本人。

「心は見えないけれど」 「心遣いは誰にも見える」
「思いは見えないけれど」 「思いやりは誰にでも見える」

このフレーズは、しっかりと根付いてきている。もともと、日本人の心の中にあったのだ。

日本人の真価を問われるのは今なのかも知れません。





庭の花も春の色が増えてきました。
被災地の皆様の心の中に、春の訪れが早く来ますように・・・・。




▲アセビ。馬が食べると酔ったようになるというので「馬酔木」の当て字がある。


▲ヒマラヤユキノシタ。夏頃まで咲き続けます。


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祈り

2011-03-20 09:39:18 | 出来事

このたびの災害で亡くなられた方にお悔やみ申しあげます。
そして多くの被災された方に、お見舞い申しあげます。

また、原子炉発電所の更なる不幸を防ぐため、昼夜努力されている皆様に、感謝致します。
と共に、何とか一刻でも早く安全宣言が出せるよう「国難対策」としての取り組みに期待いたします。

離れた地に居る一人として、何も出来ないもどかしさを感じながら、長谷寺に出掛けました。
彼岸というのに、お参りされる方が少なく、関東方面ならず各地からの団体もキャンセルが続いているとか・・・。

観音さんにお参りし、一刻も早く立ち直れますように、お願いしてきました。
境内に設けられた義捐金箱に、ささやかながら入れさせて貰いました。

境内には、満開の梅。
元気なニッポンを早く取り戻したい・・・。

震災以来、初めてカメラを手にしました。
何とか、明るい気分にでも・・・との思いからです。











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無残!!  悲惨!! 心が痛みます。

2011-03-14 15:59:57 | 出来事


東北地方太平洋沖地震・・・なんという惨事。
言葉がでないほど・・・悲惨です。
一人でも助かって居られることを祈ります。

地震、津波被害に引き続き放射能汚染も・・・。
想定外の出来事・・・とは、余りにも自然の力に、人の力の無力さを思い知らされます。
人工物に対する自然界の反逆なのかと・・・つぶやいてしまいます。

狭い国土の我が国。海岸べりを通るたび、海抜0メートルやスレスレの土地に立ち並ぶ家の多いことに驚いたものです。
高波が来ても大丈夫かな・・・と、思っていたことが、最悪の事態に・・・。

不明者の一刻も早い安否の確認を願わずにおれません。

昨夕も、ガソリンスタンドに立ち寄ったところ、「明日から、2,000円までの給油とさせて頂きます。」との張り紙。
・・・必要時以外は、出来るだけ車を使わないようにしたい。

元・会社OBを通じて、「関西電力OBからのメールで、『節電』のお願い」が届いた。
こまめな節電に心がけて・・・1枚上着を多くして、室温を低めにしたい。

「原子力発電所を造る時、『絶対安全』とは、言って造ってない。」と言う原子力専門のセンセイが言っていた。
想定される数値に対しての絶対安全であって、この数値を超えることは・・・想定外だ・・・とのこと。
想定外まで含めての安全を・・・願っていたはずなのに・・・。

身の回りの防災知識、防災体制を・・・今一度、確認しよう。
やはり、人は情報がないとダメのようで・・・時には情報に助けられ、時には惑わされ・・・。でも、情報を得たい。
情報を得たうえで、身の処仕方を考えたい。生きている間に・・・・。

世間に携帯電話がこれほど普及しているにもかかわらず、この緊急事態の時に役立たぬとは・・・。
これも、想定外・・・だから、と言われるのかな。

あまりの惨事に、私の心に静まりが来るまで・・・暫らく、ブログ記事を止める事にします。

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三諸山・・・その姿

2011-03-04 11:56:25 | 出来事

三諸山、神の山、守山、神奈備山、そして三輪の山・・・と、いろんな呼び方をされてきた「三輪山」。

古事記で、大国主神は、「吾をば倭の青垣の東の山の上に伊都岐(いつき)奉れ」と告げられ、この神を「御諸(みもろ)山の上に坐(ま)す神なり」としている。

三輪山(467m)・・・秀麗な神の山・・・姿の美しいところを探して、ウロウロしてみた。

万葉のひとひどは、その姿の美しさを倍にして楽しもうとしたのか、山容を映す池が点在する。
山裾から西に向ってのロケーションは大和路を語れる最も美しい景観のひとつだが、それだけでは、もったいない。
三輪山の姿を水面に映るポイントを見つけるのも、私の密かな楽しみのひとつである。

そして昨日の梅林に続き、箸中の里から三輪山を撮ってみた。
青空の広がる景色もいいが、空に目を奪われること無く、三輪山が見えるのも、いいものだ。
ゆっくりと万葉びとの世界に浸るひとときだった。


▲まず、立ち寄ったのが卑弥呼の墓とされている「箸墓古墳」から臨む三輪山。池に水なく・・・ちょっと寂しい感じだ。


▲井手池に映る三輪山・・・。この場所からの眺めが一番綺麗だ。水面には、2羽の鴨が・・・静かに泳いでいた。


▲桧原神社(左奥に鳥居が見えます)に向う参道の真正面に、梅の花越しに三輪山が見える。桧原神社の境内から二上山の景色はよく見かけるが、この光景はあまり見かけない。


▲井寺池の近くにある梅林。梢越しに、三輪山が見える。


▲桧原神社からの帰途、通りかかった茅原の里。先日紹介した4世紀末の前方後円墳「茅原大墓古墳」(左の段状の丘)があった。
写真には写っていない左側の斜面では、発掘作業がされていた。三輪の大鳥居が見える場所だ。


▲天理市渋谷町にある景行天皇陵からも三輪山が臨めます。小雪がちらつき風が強くなってきた。


▲三輪山が霞んできました。景行天皇陵の松の木越しに臨めます。
いよいよ雪が本格的に降り始め、今日はここまで。


雪が積もる光景は、今秋以降になりそうだ。
もう少しすれば、神の山の麓は、桃の花、桜の花、と・・・もっと華やかになるのだろう。
万葉びとも憧れた景色・・・また撮りにこよう。


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