大神神社の『御田植祭』に、初めて行ってきた。
「大美和の杜」の一角に狭井川の清水を引き入れた「神饌田」に、早苗が手で植えられる、古式ゆかしい神事です。
三輪山に向かって設けられた祭壇前では、大神神社の神官により笙の音で清められたあと、祭文が詠まれ、お祓いへと続きます。
そして豊年講メンバーの皆さんが、白い装束に青や赤のタスキを掛け菅笠をかぶった早乙女と田作男となって、太鼓の音に合わせて整然と早苗が植えられます。
ここで作られた米は、大神神社の祭典でお供えされ、稲藁は注連縄にも使われるとか。
猛暑となったこの日、狭井川と神饌田に囲まれた水辺に居るとはいえ・・・暑い暑い!
早乙女さんも田作男さんも神官さんも参列者も・・そしてカメラマンも汗だくです。
▲祭壇では祭文が詠まれ、お祓いが行われます。最初に神田を・・・続いて神職さん、早乙女・田作男さんが・・・そして参列者が祓われます。
▲神田を耕す所作を・・・大きな声で「エイッ!」と鍬を振り下ろします。
▲早苗を神田に等間隔に投げ入れ、準備をします。
▲横一列に並んだ早乙女と田作男は、太鼓の音にあわせて整然と植えていきます。
▲田植えが終わった報告と、これからも無事に育つように・・・お祓いがあります。
▲豊年講の代表者もお祓いをされて・・・。神事が無事終わりました。
この頃になるとほとんどのカメラマンは帰ってしまいました。
今年も豊作でありますように・・・。