スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

鉈豆(なたまめ)の花

2008-07-29 17:08:34 | 出来事

「ジャックと豆の木」のモデルになったと言われる『鉈豆(なたまめ)』の花が咲き、莢(さや)も大きくなってきました。

去年、採っておいた種からのもので蔓枝が2mほどに伸び、花も次々とつけています。

花は白色でピントが合わせにくく、形も複雑です。

莢(さや)は、採れる頃には30cmほどになりますが、今は9cmほど。
莢の形が鉈(なた)や刀に似ていることから名付けられたもので、どちらかといえばアリババが持っていた刀に似ています。
この莢をスライスしたものが「福神漬け」に入っているのです。

去年、若いサヤを中の豆ごと茹でて食べたのですが、中の豆には毒性があることを後日、知りました。
大丈夫でしたが・・・まあ、知らないものの強みとはいえ、恐い恐い!
でも、この豆は中国では、漢方薬になっているとか・・・・。
化膿止め、鎮咳薬として使われるほか、病後の栄養剤にもなるとか・・・。

本当は、豆を食べるには、アクを抜きしたのちに味噌漬けにするらしい。
この味噌漬け豆は、赤穂浪士が討ち入りの前に食べて滋養を付けたとも言われています。
茹でて味噌漬けにして食べれば、かなりの栄養があり、老化防止・生活習慣病の予防にも役立ちそうだ。

でも今年は、決して豆を食べることを止めておきます。サヤ部分は漬物にでもして食べたいと思っていますが・・・・。

伸びてゆくツルに、花が絶えることなく咲き、この強靭な生命力が「子孫繁栄」「家内繁盛」の縁起物として植えられることが多いとも言われている。
私も、縁起物として眺めることだけにして、「豆」を食べず、決してツルに登って行くことは致しません。


▲花の形は複雑です。 

▲莢(さや)は、30cmにもなりますが、今は9cmほど。「ジャックと豆の木」のモデルだけあって、ツルもグングン伸びてきました。

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庭の花

2008-07-28 10:34:51 | 出来事

連日、猛暑日が続いています。
夕方の散水は、蚊との格闘もあって苦痛なのですが・・・。
でも、綺麗に咲いてくれる花たちのことを思うと、枯らすわけにはいきません。
そろそろ、植木の剪定をせねばなりませんが、暑くて、暑くて・・・とてもその気にはなれません。


▲オニユリです。花弁がおもいっきり反り返っています。葉のわきにつくムカゴが特徴です。


▲カノコユリです。鹿の子絞りを思い出させるくっきりした斑点が特徴です。撮影が2日ばかり遅かった。


▲ソライロアサガオだと思いますが・・・。自信ありません。


▲菊の一種だと思いますが・・・わかりません。わが家の庭には名前不詳の花がいろいろあって・・・でも捨てるわけにもいかず、咲かせております。


▲つる性のマンデビラです。1日花ですが、3色が次々と咲いてくれます。

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私の『ブログ通信簿』

2008-07-26 10:17:52 | 出来事

▼わたしの『ブログの通信簿』です。



年齢は、それに近い??から満足だぁ!

「浮いた存在」・・・なんとなく自覚しつつあっただけに・・見透かされたか!
「庭師」になりたいのだが・・・恐らく無理だろうなぁ!

「影響度1」とは・・・まぁ、しょうがない。

コレは、ブログでお付き合い頂いている「るなさん」に教えてもらったもの。

「gooラボ」の「ブログ通信簿」サービスです。

URLさえ入れれば、即もらえますので・・・・あなたの「通信簿」を見たければ・・下記へどうぞ。

「ブログ通信簿」サービス


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おふさ観音の『風鈴まつり』

2008-07-25 08:41:04 | 出来事


暑い夏日を無事過ごせるように、せめて風鈴の音色でつかの間の涼を求めて・・・「おふさ観音」の『風鈴まつり』に出かけました。
訪ねたのは、暑い日ざし真っ盛りの午後3時頃。
この暑さでは、訪ねる人は誰もいません。
境内に吊られた2500個の風鈴が、少しの風に涼しげな音色を奏でています。

境内の奥にある茶房「おふさ」では、琉球風鈴、瀬戸風鈴、常滑風鈴、別府風鈴、清水焼風鈴など日本各地の風鈴が展示されています。
また売店では、南部風鈴、江戸風鈴、小田原風鈴、奈良風鈴などが販売されています。

7月から8月一杯まで催されるこの「風鈴まつり」。春と秋の「バラのお寺」とはまた違った姿が見られます。
目をつむると、境内で奏でていた風鈴の音色が聞こえてきます。
寝るとき、風鈴の奏でる音色を思い浮かべるだけで室温が2度くらい下がった気がします。


▲境内一面に風鈴が吊るされていて、涼しげな音色が・・・。

▲本堂前には・・・こんなに沢山の風鈴が・・・。


▲色んな種類の風鈴が売られています。

▲庭園では、サルスベリの花が咲いていました。

▲境内に咲いていた花たち。スイレン、バラ、クレマチス、フヨウ。

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ウバユリ・・・これじゃ花咲かず。

2008-07-24 08:54:35 | 出来事

こんなバカなことをしております。
先日、吉野方面に出かけたときに道端で見かけた蕾状態の植物を採ってきたのです。
どんな花が咲くのか・・・楽しみにして・・・・。
玄関に活けました。

調べてみると、どうも「ウバユリ(姥百合)」らしいのです。
「姥百合」・・・。
「葉」を「歯」として、花が咲く頃になると、葉っぱがなくなる。歯がなくなるから「姥(ウバ)」となるのです。

このユリ根は、茹でて塩をふり掛けると美味しく食べられるそうです。

根まで掘って、花を見るまで育ててもよかったのかも・・・・。

花が咲いていない蕾を採ってはダメ! と叱られそうです。


▲蕾状態の花を採ってきたのですが・・・調べると「ウバユリ」でした。このままじゃ花は咲かないのです。 なお、右側の小さな葉っぱは、庭にある「イワナンテン」の枝です。


▲「ウバユリ」が咲いた借用写真です。そういえば、山の中で見かけたことがあります。

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