「ジャックと豆の木」のモデルになったと言われる『鉈豆(なたまめ)』の花が咲き、莢(さや)も大きくなってきました。
去年、採っておいた種からのもので蔓枝が2mほどに伸び、花も次々とつけています。
花は白色でピントが合わせにくく、形も複雑です。
莢(さや)は、採れる頃には30cmほどになりますが、今は9cmほど。
莢の形が鉈(なた)や刀に似ていることから名付けられたもので、どちらかといえばアリババが持っていた刀に似ています。
この莢をスライスしたものが「福神漬け」に入っているのです。
去年、若いサヤを中の豆ごと茹でて食べたのですが、中の豆には毒性があることを後日、知りました。
大丈夫でしたが・・・まあ、知らないものの強みとはいえ、恐い恐い!
でも、この豆は中国では、漢方薬になっているとか・・・・。
化膿止め、鎮咳薬として使われるほか、病後の栄養剤にもなるとか・・・。
本当は、豆を食べるには、アクを抜きしたのちに味噌漬けにするらしい。
この味噌漬け豆は、赤穂浪士が討ち入りの前に食べて滋養を付けたとも言われています。
茹でて味噌漬けにして食べれば、かなりの栄養があり、老化防止・生活習慣病の予防にも役立ちそうだ。
でも今年は、決して豆を食べることを止めておきます。サヤ部分は漬物にでもして食べたいと思っていますが・・・・。
伸びてゆくツルに、花が絶えることなく咲き、この強靭な生命力が「子孫繁栄」「家内繁盛」の縁起物として植えられることが多いとも言われている。
私も、縁起物として眺めることだけにして、「豆」を食べず、決してツルに登って行くことは致しません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dd/0d750137186f50208b6eea6f678f257c.jpg)
▲花の形は複雑です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/06/4cd617a7c93c2a4fd2a4fe2fec7c98bc.jpg)
▲莢(さや)は、30cmにもなりますが、今は9cmほど。「ジャックと豆の木」のモデルだけあって、ツルもグングン伸びてきました。