スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

二上山・・・悲恋の夕景

2014-01-31 15:57:57 | 奈良・山之辺・山添の里
大津皇子の屍を葛城の二上山に移し葬る時に、大伯皇女の哀傷しびて作らす歌

「うつそみの人にある我れや明日よりは二上山を弟背と我れ見む」巻二-165

天理市にある崇神天皇陵から葛城山に沈む夕陽。
二上山もくっきり浮かび上がった。

悲恋の姉弟物語。二上山を弟に見立てた姉の大伯皇女の想い。
悲しみ色か、怨念の色の雲なんかを、表す情景を狙ったのだが・・・。

もっと、焼けるかと思ったが・・・・雲も少なく、焼けもここまで。
冬の夕焼けは、どうも悲しさが漂う。







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