スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

ソバの花・・・紅白

2009-09-27 11:54:16 | 出来事

暑さ寒さも彼岸まで・・・・とは、いきません。
昨晩は少し涼しさが味わえたものの、今朝からは、夏の陽射しが照り付けております。

昼はセミの声、夜はスズムシの声・・・こんな両方を聞く日は、いつまで続くのでしょうか?

お彼岸行事にかこつけて、更新をサボっておりました。
涼しくなれば、板塀のペンキ塗装、側溝のコンクリート打ち、物置小屋の増設・・・と、私の仕事が待ってます。
本当は、セメントや小屋の柱・板などを買い揃えたいのですが、暑い故、なかなか腰を上げることが出来ません。

まあ、時間だけはタップリあるので、急ぐ必要もありません。寒くならないまでに仕上げたいと思っておりますが・・・。

そんな中、昨日は、半年ぶりに桜井市笠の「蕎麦の里」を訪ねてきました。
「笠そば」を食べ、笠地区で栽培されている「白い蕎麦の花」を眺め、更にその近くにある三谷地区の「山野草の里」に咲く「赤い蕎麦の花」を見てきました。


▲「笠そばの里」・・・雪が降ったような蕎麦の花。




▲『笠そば処』の裏庭から眺めると、遠くには蕎麦畑が見えます。


▲桜井市三谷にある「山野草の里」で栽培されている『赤いそば』の花。

▲可愛い赤い花が・・・・まだ蕾のものが多いようです。




<情報>
10月12日(体育の日)午前10時30分~午後3時30分
~赤いそばと里の秋~ 第32回 花の宴 『自然を楽しむ会・秋』が催されます。

場所・・・・桜井市山谷「山野草の里」(駐車場あり)
催し・・・・そば打ち実演・模擬店・スケッチ教室・万葉植物植付け、里の秋探索(ビオトープなど)他。
参加費・・・大人600円、子供400円(手打ちそば、おにぎり付き)手打ちそば無しは100円。
問合わせ先・・・0744-48-8105(福岡さん)
主催・・・NPO法人山野草の里づくりの会


<おまけ>

▲荒神の里の「笠そば処」で食べた「笠そば・大盛り」。900円。左のタレ汁をぶっ掛けて食べるのです。麺は少し固め・・・もう少し茹でたほうがいいのかなぁ。

コメント (8)
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彼岸花満開の佛隆寺

2009-09-22 17:45:33 | 出来事

ブログ仲間のよりりんさんからの情報によると、佛隆寺(ぶつりゅうじ)<奈良県宇陀市榛原区赤埴>の彼岸花が今日当り、ちょうど見頃とのこと。
今朝から、少し時間があったので見に行った。

行く手の道路脇には、『佛隆寺 彼岸花まつり』というノボリがたなびいています。
狭い駐車場からあふれた車は、狭い道路のアチコチに停められています。

長い石段の両脇に咲く真っ赤な彼岸花を求めて、多くの人が訪ねるところなのです。
春には「千年桜」が、そして今は「彼岸花」が見事なのです。

風情を楽しむ人たちは、カメラマンたちの苛立ちもお構いナシに、長い石段をゆっくり登ります。『早く、避けてくれないかなぁ!』という声が聞こえます。

山門までの石段の両脇は、全て真っ赤な彼岸花のジュータンです。
例年より早く一斉に咲いたようで、ちょうど満開の見頃です。

協力金100円を払って、山門をくぐり境内に入ります。
白花マンジュシャゲや濃い黄色の鐘馗水仙 (しょうきずいせん)が、満開です。
珍しい樹齢450年の山梨が、小さな実を実らせています。
少し、写真枚数が多いですが・・・どうぞ赤い世界をお楽しみ下さい。



▲石段の左右は、一面に真っ赤です。

▲「千年桜」の下も真っ赤になってます。



▲こんな1本立ちもいいものです。


▲満開の白花マンジュシャゲです。

▲鐘馗水仙・・・満開を過ぎてます。 白花マンジュシャゲは見頃です。

▲本堂前のサルスベリの花は最後の一枝です。マリーゴールドと競い合ってる白花マンジュシャゲ。

▲このお寺で有名なのが、この山梨の木。直径5cmほどの小さな実が成っていました。樹齢450年。長十郎梨の原木なのです。



昨年4月、桜が咲く頃に訪ねた時の写真です。
 <佛隆寺の千年桜 ← >

コメント (11)
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貴方は、シングル派・・・ダブル派 ?

2009-09-21 17:49:07 | 出来事
1週間前、元勤務先のOB会が大阪市内で催されるため、久しぶりで近鉄電車に乗った。

朝8時過ぎの車内。快速急行。通勤ラッシュの時間帯は過ぎているが、10時から勤務のサラリーマンやOLも居るようだ。
1両に10数人が立つほどで、全員が見渡せる。

さて、この乗客の男性のズボンの裾(すそ)と、靴に目をとめて観察することに・・・。
なんとズボンの裾が20代~40代の男性の16人中14人が、ダブルの裾になっている。スーツ姿もスラックスも・・・。
シングルは私ともうひとりの年配者の二人だけ・・・。

3年半前までは、スボンの裾はダブル派よりシングル派が多かったと思うのだが・・・。
私は、ダブルが好きで、ダブル派を通してきたのだが・・・いつからこうなったのか?
せっかく、ダブル派はダサイと思って、シングルのズボンを穿いてきたのに・・・と軽いショック。
かといって、昔のスーツのズボンは、今ではウエストが合わずまったく穿けないのだ。

また、冠婚葬祭で着る礼服の上着でも、最近はダブルとともにシングル礼服が売れているとか。
最近では、若い人だけでなく年配者も着るという。
威圧的な服より機能的な服が好まれるのであろうか?
もちろん、裾はダブル仕立てなのだろう。
私は、この夏、腹回りが合わなくなったため、夏物の礼服を買った。ダブルの黒服なのだが・・・。
こちらも時代遅れ・・・・なのだろうか?

靴も、最近では先が尖ったものが大半で、あまりのトンガリに恐怖を覚えるほどのものだ。
ピーターパンの靴じゃあるまいし・・・なんて、いきがってみても、靴屋には尖った靴ばかり・・。
昔の、皮底の先の丸い・・・柔らかい皮の・・・というのが極めて少ない。
靴屋に聞くと「職人がいなくなって・・・。」とのこと。輸入品に押されているのだろう。
6軒ほど廻って、やっと気に入った靴が手に入ったが・・・・。
今度、買う靴は尖がった靴にしよう・・・。どうも、好きになれないが・・・・。
でも、もう少し待てば、尖ったものはなくなって・・・・なんてことに・・・・。

3年半も、通勤族から離れると・・・ウラシマタロウになってしまうのですね。
ダブル・・・と・・・シングル・・・・そして・・・先が尖った靴・・・・。
私だけが知らないことで・・・皆さんに笑われることを承知で・・・愚痴ってしまいました。

コメント (3)
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ドングリころころ・・・

2009-09-19 11:48:08 | 出来事

先日のお寺探訪で、通り道で見かけたドングリを枝ごと採ってきました。

足元に落ちているドングリを拾って、植木鉢で育てているのですが(30cmほどの木に・・)、木に成っているドングリを採るのは始めてです。
野生の栗の実は、子供の頃食べたことがあります。茶色の渋を取り除き、カリッという歯切れの良い音とともに、甘くて美味しい自然の味がありました。

採ってきたドングリの名前はわかりません。

団栗(ドングリ)とは、トチグリ(橡栗)の転訛とか。カシ(樫)やクヌギ(橡・椚)・ナラ(楢)などの果実の俗称なのです。

椀状の殻斗(かくと)で、実の下半をしっかり包んでいます。
ドングリをじっくり眺めてみるのも面白いものです。童心に帰れます。


▲手前のトゲトゲがあるのは「山栗」です。実は甘くて・・・美味しいはずです。後ろにあるのは???


▲左:クヌギ(橡)の実だと思うのですが・・・・。右:ナラ(楢)の実なのか・・・カシ(樫)なのか・・・。どちらも分かりません。

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弘仁寺の「萩」と「ノウゼンガズラ」

2009-09-18 08:59:17 | 出来事

奈良市の南端にある「高野山真言宗・弘仁寺(こうにんじ)」に向います。
先に訪ねた正暦寺から2kmほど南に向かった虚空蔵山(別名・高樋山)に抱かれるようにひっそりと佇んでいます。



山門には維持協賛金として「200円」を入れる箱が置かれている。
境内の遠くから草刈り機の音が聞こえてくるから、どうやらご住職は作業中のようです。掛かって来た電話に応答する人も居られず、他にお参りの人も居ず・・・広い境内に私一人です。



このお寺の創建については、嵯峨天皇の勅願により建立したという説と、弘法大師がこの山に明星が落ちるのを見て、この地に虚空蔵菩薩を祀ったのが始まりとも伝えられ、どちらも弘仁5年(814年)とのことで・・・まぁ、1200年前のことですから・・・どちらでもいいのですが・・・。


▲芙蓉が彩りを添えています。

その後、室町時代に松永久秀の兵火により、大部分が焼失したが、江戸時代の1629年には完全に再興され、今日に至っているのです。
木造明星菩薩立像〔空海作・国重文〕は現在奈良国立博物館に寄託中で、本尊は木造虚空蔵菩薩。この菩薩は、高樋の虚空蔵(たかひのこくぞう)さんとして親しまれ、13才になった子供に知恵を授けてもらう「十三詣り」としても有名とか。


▲ノウゼンカズラも・・・


▲これが「算額」かなぁ?


更に「算額(さんがく)」が本堂外陣に掲げられているのも特徴。江戸時代のわが国で、額に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納された額のことで、安政5年に和算の問題が解けたことを感謝して奉納されたものが掲げてあります。
本尊の虚空蔵菩薩が知恵・知識に授かる菩薩として広く信仰されていたのでしょう。この「算額」は奈良市指定有形民族文化財に指定されています。




▲本堂の前には、白い萩も咲いています。


▲ウメモドキの実も・・・。


▲鐘楼前に成っていた実。最初、「ドングリ」かな?と思いましたが、帰宅して調べたところ「ブドウ柿」でした。面白い実です。


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知恵を授かるには、時間が足りません。駆け足で巡る私には、ゴリヤクもありません。でも、しっかりと手を合わせてきました。
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コメント (5)
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