スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

當麻寺の紅葉、見頃です!

2008-11-30 09:06:33 | 出来事

昨日、奈良県葛城市にある當麻寺を訪ね、境内を染める紅葉の下を散策してきました。
當麻寺は、白鳳時代(今から1300年以上前)に創建され、奈良時代の三重塔を東西二基とも残す全国唯一の寺で、「當麻曼荼羅(たいま・まんだら)」を本尊とする「極楽浄土の霊場」なのです。

創建時の本尊は弥勒仏(金堂)であるが、現在信仰の中心となっているのは当麻曼荼羅(本堂)である。宗派は高野山真言宗と浄土宗の並立となっていて極めて珍しい存在なのです。
金堂と東西両塔の間には後世に中之坊、護念院などの子院が建てられ、今回は中之坊と西南院の庭園を訪ねました。

まず、中之坊です。
後西天皇が愛でた大和屈指の名園「香藕園(こうぐうえん)」や丸窓の茶室など文化財も豊富で、當麻寺1300年の伝統を最も伝える寺院として親しまれています。今の時期は、重要文化財の書院や茶室に立ち入ることができました。

庭に廻り、片桐石州が改修したことで知られる大和屈指の名園を歩きます。心字池を中心に飛び石を配し、極端に低い土塀で二段構えにして奥行きを持たせ、背後の三重の塔を映えさせています。


▲名園「香藕園(こうぐうえん)の心字池には三重塔東塔が写ります。


▲低い土塀で二段構えにして奥行きを持たせています。この景色が好きです。

次は、「関西花の寺第21番」の西南院(さいなんいん)の庭に向いました。
池泉回遊式庭園は、江戸初期に作られたものです。

文字通り當麻寺境内の西南に位置し、裏鬼門の守り寺院として創建されたものです。
見晴らし台からの眺めからは、東西の三重塔(国宝)ふたつを一度に拝むことのできる貴重なスポットです。

池に向って、しなだれかかる紅葉の枝の裏側から見る景色、そして、振り返って見る緑の中に黄色と紅色が浮かび上がる景色・・・なかなか見事です。
ここのモミジは、枯れた葉っぱも無く、見事な色合いです。


▲この心字の池にも三重塔西塔が写りこみます。


▲見晴らし台からは、東西の二つの三重塔が見られます。


▲山すその小道を登り、モミジの枝越しに下を見下ろすと・・・。


▲順路を振り返り庭園を見渡すと・・・緑の中に黄・紅色が・・・映えます。


▲庭園に咲いていた花です。テッセン、シャクナゲ、ウツギです。右上の白い花は不明です。

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庭の金魚

2008-11-29 09:30:39 | 出来事

先日、孫たちを連れて、ある施設のオープンイベントに出向いたとき、金魚すくいの催しがあった。
無料で、すくった分だけ(但し、5匹まで)貰えるのです。

お姉ちゃんは10匹、妹は9匹・・・・・上手なもんだ。
金魚が弱っていたせいでも無さそうだし・・・・すくい方がいい。金魚の身体を半分だけ淵に乗せて・・・・紙に水を溜めないで・・・・上手い!

二人とも、それぞれ5匹づつ貰って帰った。
さて、これをどうするか・・・・。金魚鉢は無い。
そうだ、庭の手水鉢に入れておこう・・・ということで、このようになりました。

この手水鉢は、冬になれば氷が張ります。金魚たちは生きて行けるのだろうか?
今日も、底のほうに固まっています。




▲庭の一角にある手水鉢に入れてあげましたが・・・底で固まっています。この冬が越せるかナァ。 アレ! 8匹しかいてないゾ! 2匹は何処へ行ったのかナ?

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今年、二度咲く「タカサゴユリ」

2008-11-28 13:53:41 | 出来事

いつもの散歩道に、ユリが咲いていました。
これは、今年の夏、この場所で見つけ皆さんから教えて貰った「タカサゴユリ」です。
1年に2度咲くとは・・・・・驚きです。
最近では、年中、咲くのでしょうか?
それにしても逞しい花です。

今年8/19紹介した『タカサゴユリ』」です。


▲花びらの外側に赤いスジがあります。「タカサゴユリ」の特徴です。


▲側溝で咲いています。咲き始めて日にちが経つのか、少し花がくたびれているようです。

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「カニ」か「シャコ」か・・・。

2008-11-27 16:46:33 | 出来事

昨日、花を紹介した中で、「シャコバサボテン」を「カニバシャボテン」と間違ってしまった。
シャコ(蝦蛄)が、カニ(蟹)に似ていたから・・・ついつい「カニ」としてしまった。
思い込みによる失敗だ。
『ヤッチマッタナー!』というところだ。

ところで、「カニバシャボテン(蟹葉仙人掌)」って、あるのか調べてみると・・・あるのです。その違いは・・・

シャコバサボテンのルーツはブラジルで高地に自生しているカニバサボテンと、低地に自生しているシャコバサボテンが自然交配してできたものだと言われています。
ですから「カニバサボテン類の交配品種群」と植物専門書には書かれていたりするとか。
この「カニバサボテン類の交配品種群」を、さらに交配して作られたものが、現在の「シャコバサボテン」だとか。

いやはや、花の名前は難しい・・・・。
これからも気をつけよう!


▲これは、わが家の「シャコバサボテン」です。葉っぱにギザギザがあります。これが特徴なんですね。


▲これが「カニバシャボテン」( 『シャコバサボテンの栽培』より借用)です。
原種カニバサボテンの一種で、大正6年頃日本に入ってきたそうです。シャコバサボテンに似ていますが、茎節の突起がシャコバサボテンのように鋭くなく、丸みを帯びています。

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庭の花

2008-11-26 12:19:58 | 出来事

年賀状を書く準備を始めました。
すべて手書きのため、スタートを早めなければなりません。

去年は書き始めが早すぎたため、後から喪中の葉書が何枚か届いて・・・失敗しました。
まず、新年の挨拶として何と書くか・・・毎年、考えます。
「賀春」「吉祥」「迎春」「慶賀」「喜春」と続けてきたが・・・・何と書こうかなぁ・・・・。

宛名書きは、もう少し先にして・・・。
では・・・・年賀状を買いに行ってきます。



庭で咲いている花です。

1週間前の寒さは何処かに行ってしまったようで・・・今朝からは風も無く、ポカポカ陽気です。

▲サフランです。これはカミさんが育てている花です。赤くて長い 3 本の雌しべは、独特の香りとほろ苦さを持ち、水に浸すと黄金色になります。カレーの黄色の色付けに使われたり、サフランライスなど料理を黄色に仕上げる最も高価なスパイスなのです。


▲裏の鬼門に植えている柊(ヒイラギ)に花が咲きました。木の周りは、甘い香りが漂っています。


▲椿です。先日も1輪咲いていました。今年は、花芽が少ないようです。


▲カニバシャボテンです。まだ、蕾の状態です。いよいよこれからが出番です。

(KYRさんから「シャコバサボテン」では? と教えて頂きました。そういえば、今までわが家のこの花を紹介するのに「シャコバサボテン」と・・・言っておきながら・・・何を間違ったのか・・・。これは「シャコバサボテン」です。ゴメン!)

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