一昨日は、大和・宇陀・東吉野の桜を訪ねましたが、昨日はちょっと一服。
庭の花たちを探しました。
今日の午後から近くの桜を撮りに行きたかったのですが・・・生憎の曇天。諦めました。
庭の石垣の横にひっそりとニワザクラ(庭桜)が・・・・そして盆栽のハナモモ(花桃)とハナカイドウ(花海棠)が咲いていました。
▲庭桜。バラ科サクラ属。樹高が低く庭植えで桜に似た花であることから名づけられたとか。中国原産で室町時代から庭木として植えられていたそうです。淡紅色で優しい花です。
去年、石垣の隙間に生えていたのですが葉っぱに虫が付き、全て刈り取ったつもりだったのですが、根が残っていたのか10cm位の茎から花が咲き始めました。なかなか逞しい木です。
▲花桃。バラ科サクラ属。花を観賞する品種群の総称で、実を収穫するモモと変わらないとか。盆栽仕立てで育てていてまだ樹高は30cmほど。まだ実を見たことがありません。花には芳香があり、虫たちが集まってきています。
▲花海棠。バラ科リンゴ属。中国原産で江戸時代以前に渡来したと言われています。中国名は海棠で、和音読みにして花をつけられたとか・・・。これも盆栽仕立てで育てているのですが、今年は、たくさんの花が咲いてくれました。もう一鉢は、花が3輪ほど・・・来年に期待しています。
▲花韮(ハナニラ)。ユリ科イフェイオン属。この花は庭のアチコチで一斉に咲き始めました。
茎や葉っぱはニラの匂いであまり好きではないのですが、6弁の花びらが星型でかわいいのです。花が咲き終われば、葉っぱを刈り取っておりますが、しっかりと球根で生き延びています。