花の寺・・・・大和・長谷寺では、春の花が一斉に咲き始めました。
なかでも、150種、7,000株の牡丹が、広い境内のアチコチで咲き始めています。
咲いているのは、まだ全体の1割くらいですが・・・・赤や白・・・新緑の中で、ひと際目立つ存在です。
シャクナゲも満開で、淡いピンクや白色が新緑のモミジの中で周りを明るくしています。
枝垂れ桜は、満開の時期が過ぎたものの、境内の石垣から・・・いいアングルで垂れ下がり・・・カメラマンに人気です。
ボタン桜と御衣黄桜も満開で、ハナズオウの紫色と競い合っています。
長い回廊の廻りのボタンは、今週末からいよいよ見頃を迎えます。今はまだ蕾は固そうですが・・・5月の連休始めには見頃でしょう。
去年までは、牡丹のあとから石楠花が咲くのですが・・・今年は石楠花のほうが先なんです。石楠花は気温に敏感な花なんでしょうね。
ボタン、シャクナゲ、サクラ、ハナミズキ、ハナズオウ、ヤマブキ、モクレン、フジの花が咲き揃っている長谷寺です。
今年は、例年より少し早めに出かけられることをお勧めします。
▲本坊前で咲く樹齢300年のボタンです。今年は、咲くのがちょっと早いようです。奥には本堂が見えます。
▲山門から回廊を登り始めてすぐ右側に咲いています。撮影は午後3時頃のため花が萎れかけています。やはり、花の撮影は早朝のほうがいいのです。
▲枝垂桜も最後の美しさを見せてくれています。
▲本坊の門前に咲いている「御衣黄桜」。奥には5重塔が見えます。
▲五重塔は、ハナミズキが囲んでいます。
▲ハナズオウとボタン桜の競演です。
▲石楠花が見頃です。
▲満開の石楠花です。
▲回廊の周りは、まだ蕾が多いのですが・・・このあたりだけが満開でした。