スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

出遅れた長谷寺の紅葉

2013-11-30 13:34:19 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩
やはり、ちょっと出遅れた。3日前の風が強かった日の前に来ておれば・・・・。
知り合いの寺僧に聞くと、見事な紅葉はたった1日だけだという。その日に照準を合わせないと・・・・と言われていた。
深夜の気温で、一気に黄色、赤色、緑色の三色が揃うのだと言う。
それなら、毎日、通わなくてはなるまい。

残り落ち葉に期待して、境内をぐるりと回ってみた。
出来るだけ3色を探したのだが・・・無理だった。

来年に期待しよう。




















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宇陀・大願寺の紅葉

2013-11-28 17:14:48 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


紅葉の便りを聞くのだが、どうもエンジンがかからない。
出遅れたのを承知で、用事のついでに立ち寄った大願寺。山門越しに見えるモミジもなくなっていた。

イチョウ黄葉の絨毯を踏みしめた撮影となったが・・・・あの独特の臭いに早々の退散となった。







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等彌神社の夜間ライトアップ

2013-11-24 22:42:52 | 出来事

奈良県下で9月初旬から11月26日まで催されている「HANARART2013」の『桜井本町地域イベント(さくらぁと)』(11/16-11/26)の催し会場の一つである「等彌神社」の献灯祭<紅葉ライトアップ>を見てきた。

等彌神社は、建国の聖地「鳥見山」の西麓に位置し、2千年の歴史を有する古社。境内には石灯篭や文学碑が立ち並び、「上津尾社」、「下津尾社」を中心に摂社・末社など7社が鎮座する。

この境内で、竹の巨大造形が公開されていた。
製作者は「いのちのかたち」をテーマに制作されている「三橋玄」という方。
古代国家発祥の地で聖地神域の気配をかたちにしたものとか。
鳥が羽を広げている姿なのかもしれない。
確か、トビ(鳶)とは、深いかかわりのある神社なのだ。トビが鳥見(とみ)、そして等彌(とみ)になったとも言われていたはずだ。
トビが羽を広げて、飛び立とうとする姿なのだろう。

広い境内には、灯篭の明かりを辿りながら参道を進む。見頃を迎えたもみじ葉がライトアップされて、その色づきを一段と感じさせてくれた。


鳥が羽根を広げている形なのだろう。宮司さんが両手を広げて・・・・おられた。




参道の両脇には灯篭が・・・


篝火も演出効果あり・・・。


案内板には「逆さもみじ」と書かれていた。池に写るモミジが見事!!


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なんとか開催することができました。

2013-11-16 14:12:21 | 出来事

3ケ月ぶりの更新です。

11月10日、無事「忍坂街道まつり」を開催することができました。
前日までの天気予報では、突風が吹き荒れる雨天とのこと。
野外会場は、それなりの対応をせねばならず・・・間際まで対応に追われました。

今年は、メイン会場が3箇所に分かれるため、すぐ近くの距離にある会場同士とはいえ、何かにつけて準備が大変。
1箇所に集中すると、隣の会場の不備に気づいて・・・・アチラコチラとウロウロするばかり。
特に、第二会場の石位寺境内は、舞台の半分が軒下からはみ出した形になるため、一苦労。

当日の早朝、小雨の中、これ以上降ってくれるなと、黒い空を睨み付けながら仕上げの準備をはじめた。
シトシト雨が降るものの、第一部スタートの10時頃には、なんとか止んでくれた。

第一部の特別講演会。忍阪在住の㈱瀧川寺社建築 瀧川昭雄会長による「宮大工から見た古建築」の講演。
秘匿とされる貴重な資料を準備いただき、三代にわたる相伝の技法やその歴史的背景などを解説頂いた。その内容は1時間30分で納めきれるものでなく、その功績は、「内閣総理大臣賞・ものづくり日本大賞」や2010年の「旭日単光賞」を受賞されていることでも明らかで、区としても誇らしい方なのです。

難しい内容であったが、配布された資料には詳細説明が書かれていて、古建築の凄さに圧倒されます。また、貴重な規矩術で加工された継ぎ手や仕口の現物を手にしての解説には、見事な細工に驚きの声があがっていました。

今回ジョイントした「近鉄駅長おすすめフリーハイキング」の参加者は、やはり雨天を警戒されてか少ない。それでも、傘を差しての列が続きます。
昼前には、桜井市ウォーキングフェスティバルの参加者も次々と来られる。桜井市長もフェスティバルの隙間を縫って多忙な中、来て頂いた。
この天気予報にしてはまずまずの参加者を迎えることができた。

第二部は、琴と万葉歌のミニライブ。
琴の演奏は、地元在住の貝本さん親子による共演。さすが大きな舞台で演奏される著名な方だけあって、めったに見られない(聞かれない)曲にうっとりされる方も多かった。3曲披露していただいた中でも「鳥のように」という曲。躍動感あふれる難しい曲は、奥井先生ならではの技法。高台にある石位寺境内から流れる琴の音は、今までにない風に乗って忍阪の里に流れていました。

続くは、万葉うたいびと・風香さんによる万葉歌。

今年は「結」というこれまた地元メンバーで結成した音楽グループとの共演。
昨年、明日香 万葉の歌音楽祭において「泊瀬川」で大賞を受賞したときのメンバーなのです。
コンサートのタイトルは「文に麗はし」。「あやにうらぐはし・ほんとうに美しい」という意味。先着100名の収容人員も満席となり、立ち見席となるほど。

石位寺 伝・薬師三尊石仏のイメージソング「祈り」からはじまったコンサート。
万葉衣装を身にまといながら、この日のための新曲「挽歌 忍坂の山」を含めて6曲を熱唱頂いた。
万葉の言葉が歌となって、忍坂山の麓から初瀬の谷や多武峰の山々に向かって、忍坂の風に乗って流れていきます。
中でも、風香さんアイデアの、バースディプレゼントコーナーや、会場全員参加のジャンケン大会では、万葉アクセサリーのプレゼントがあるなど・・・おおいに盛り上がりました。
そして、アンコールに応えててのラストでは、琴演奏との共演。万葉歌と琴・・・何か通じあうものがありました。

ライブが終わってからも風香さん手作りの「万葉集 ~挽歌~忍坂の山 原文」の巻物を入場者一人ひとりに手渡されるなど・・・最後まで温かい心のこもったライブとなりました。

すべての催しが終わり、片づけが始まる頃、雨と風。いわゆるドシャ降りとなりました。
イベントが終わるのを待っていてくれたようです。

きっと琴の音と万葉歌が、雨の神に伝わり、辛抱してくれたのでしょう。

ということで、今年も無事に終えることが出来ました。

ご後援頂いた各種団体、ご協力頂いた桜井市観光ボランティアガイドの会の皆様、可愛い三尊石仏を描いてくれた桜井学園の5歳児38名の子供たち、そして先生方、優しい忍阪の風景画を披露頂いた朝倉台・高橋さん、快く講演を引き受けていただいた瀧川さん、今年も出演いただき素晴らしい語りと歌、趣向を凝らしたプレゼントコーナーで盛り上げて頂いた風香さん、前日の遅くまで音響設備の設置と音合わせでお世話になった殿村さん、岩田さん、小倉さん。琴演奏では日頃聞くことの出来ない難しい技法を取り入れた曲などを披露いただいた貝本さん・奥井さんのお二人、竹内街道の竹工房の和田さんはじめ皆さん、地元や近隣から農産物を提供・出品頂いた皆さん、そして役員はじめ手伝って頂いた多くの区民の皆さん、そして第一部司会の藤本さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。


忍坂街道沿いには、ノボリが立ち並びました。


第一部会場入口の看板。




瀧川さんの講演では、継ぎ手など細工されたものの現物を見せて頂きました。まるで、知恵の輪のようなもので・・・。


おもてなし会場の一部。


おもてなし会場に立ち寄って頂いた松井桜井市長。


第二部 琴の演奏


第二部の会場。・テントを並べて雨天対応です。


風香さんのミニライブ


第二部会場  狭い境内は、100名ほどで一杯に・・・。


ジャンケン大会もあって・・・楽しいひと時でした。


アンコールに応えて、風香さんと琴演奏の共演。
 

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