スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

箸墓古墳への立ち入り調査

2013-02-22 22:58:52 | 出来事


▲今日の箸墓古墳。古墳の周りには誰も居ません。後ろに見えるのは三輪山です。


宮内庁は女王・卑弥呼の墓といわれている箸墓古墳に日本考古学協会などの立ち入りを許可した。
また、3世紀後半~4世紀初めの大王墓とされる天理市の西殿塚古墳への立ち入りも併せて許可し、その模様はNHK・TVなどで紹介された。

箸墓古墳は全長約280メートルの前方後円墳。3世紀中ごろ~後半の築造とみられ、卑弥呼のほか、後継者の台与(とよ)の墓ともいわれているが、いままで墳丘の発掘調査は行われておらず、今回、古墳の裾を巡って調査し、見えている葺き石や土器などが収集され、これからの調査・分析に期待される。

「前方部と後円部の接続状況や平坦部の長さなど、箸墓古墳の規格を実感できた。ふき石は年代研究に役立つ資料。築造時期に極めて近い土器もあり、箸墓古墳に邪馬台国と深く関わる情報が含まれるのは確か」と調査員の話も聞かれた。


▲4層になっているのはレーザー光線による調査で既にわかっていたが・・・・・・。


▲土器も見つかって・・・。


▲葺き石の材質も確認出来て・・・。






▲卑弥呼の墓なのだろうか?  これからの調査に期待されます。
20日のNHK・TVを撮ってみました。




 

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雨のち雪・・・そして雨

2013-02-15 23:01:46 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩

早朝は雨。やがてボタン雪に・・・。
少し小雪になった午後から宇陀方面に・・・。

いつも撮る場所の雪景色を狙ってみました。


▲又兵衛桜。小雨が降って・・・雪が溶け始めてきましたが、何人かが撮っていました。早く撮らないと、枝に積もった雪がなくなってしまいます。


▲天益寺。こちらの枝には雪がなくなっています。


▲伊那佐・芳野川。伊那佐山が雪が降っているのか隠れて見えません。


▲いつもこの場所にカメラマンがいますが・・・今日は、誰もいません。


▲やはり伊那佐山が見えないと絵になりませんね。こんな景色を撮っているのは私だけ・・・・。


▲宮奥ダム。反対側の伊那佐山が見える景色は、山並みが見えないためパスしました。


宮奥から談山神社を経て飛鳥に向かおうとしたのですが、雪が深くて、ノーマルタイヤでは怖くて・・・ひき返し、安田の里に向かいます。


▲安田の里。積まれた木は燃料(炭)になるのか椎茸の原木になるのか・・・


▲安田の里。いつもは、右上の道から撮っているのですが・・・今日は、場所を変えて・・・。


▲いつも遠くに伊那佐山が見えるのですが・・・今日はダメです。
遠くの山並みが見えるのを待ちましたが・・・ますます煙ってきて・・・諦めました。

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春を呼ぶ・・・長谷寺の「だだおし」

2013-02-14 22:11:10 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩


今日は長谷寺の「だだおし」。
護摩焚きが行われる午後から、彼岸講の一員としてお手伝いです。
あくまでお手伝いがメインですからカメラ撮影は二の次・・・。
鬼が出てきたときだけ、ちょこっと写してきました。



東大寺二月堂「お水取り」の「お松明」と共に大和における代表的な「火祭り」です。
2月8日から行われる法要「修二会(しゅにえ)」の締めくくり行事として、2月14日に行われるのが「だだおし」です。


▲松明の火の粉が飛び散ります。客席にも・・・降りかかってきます。


▲鬼さんの動きが早くて・・・。特にこの鬼さんは、お酒を飲みすぎた(飲まされすぎた)のか、足元がフラフラです。




▲この緑鬼さんは、観客やカメラマンに向って突進してきます。小さな子どもたちはビックリして泣きじゃくっています。


▲鬼さんは、本堂の回廊を3回廻ります。青と緑の鬼に続いて、ひと回り大きな顔の赤鬼が最後に登場。松明もひと回り大きく迫力あります。


鬼を追い散らした松明は、境内の広場に移され消されます。燃え残った松明の木や炭は、無病息災や家内安全になるとされ、手を真っ黒にして奪い合い、拾い集め持ち帰られます。

春を告げる行事・・・・いよいよ大和に春が訪れます。
 


 

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大和・長谷寺の節分祭

2013-02-04 21:52:12 | 大和・飛鳥・宇陀・吉野の里散歩



昨日は、全国各地で節分祭が行われ、長谷寺でも本堂前広場で福娘・福男による豆まきが行われました。
「福は内」「福は内」の掛け声で、待ち受ける参拝者に撒かれます。
小袋の中の豆はピーナッツと五円玉。
福を掴もうと、皆さん必死です。

ここ長谷寺の豆撒きには、鬼さんは出てきません。2月14日の「だだおし」当日まで鬼さんは隠されているのでしょうか、それとも猶予されているのでしょうか。

この日は、午前9時半から液晶TVなど豪華景品の当たる福引(空くじなし)があったのです。今年は10口(3000円)購入しましたがバナナ・ティッシュ・調味料・お菓子などで・・・残念なものばかり!!   昨年は5口で石油ファンストーブ、大鉢シクラメン、調味料などをゲットしたのですが・・・。

毎年、この日は、境内広場の一角で甘酒接待を行います。私も、お手伝いの一人として参加しています。
前日から米麹を使い10時間以上かけて本格的な甘酒の原液を作りました。

甘酒は、少し濃い目でもろ味が残るような・・・そして熱いうちに飲んで頂くのが・・・美味しいようです。
もちろん、擂った生姜を入れると一層美味しくなるのですが・・・。これは好き好きで・・・。

今年の出来は上々・・・「さすが美味しいですね。」と嬉しい評価を頂きました。

さあ、次の長谷寺の行事は2月14日の「だだ押し」です。

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伊勢神宮・式年遷宮の年

2013-02-01 18:16:38 | 出来事


昨日は何十年か振りにお伊勢参りに行ってきた。団体行動であったが一般参拝では叶えられない内宮の垣根の中に入らせて貰って御正殿近くでの参拝をさせていただいた。ありがたいことだ。

今年までの御正殿は、垣根に囲まれた東側にあって、敷地内にはこぶし大の石が敷き詰められています。はからずも一昨日飛鳥寺西方遺跡で発掘された石敷きの光景と重なります。1300年前から宮殿ではこのように石を敷き詰めていたのでしょうね。石を足裏で感じながら最も深い神域に入り、間近に見る正殿に、身の引き締まる思いとこの場所だけに漂っている空気を感じました。

今年は、20年に一度の遷御祭が行われます。建て替えられる今年までの御正殿はいよいよ見納めの年。10月には同じ敷地の西側に新しく建てられます。というか既に覆屋の中に真新しい御正殿がほぼ出来上がっているらしい。

この遷御(神遷り)の斎行日時は、天皇陛下がお決めになります。ちなみに20年前の前回は内宮・10月2日、外宮・10月5日だったとのこと。

遷宮への歩みは既に8年前の春から始まっていて、今年も15回の祭りと行事が行われます。それら行事の一つ一つに、1300余年の悠久の歴史に想いを馳せてみたいものです。


▲お伊勢参りは、外宮から・・・と言われています。
まずは、外宮にお参り。「豊受大神宮」で、天照大神の食事を司る豊受大神を祀っています。内宮(皇大神宮)創建から500年後に迎えられ、今日では、衣・食・住をはじめあらゆる産業の守り神です。


▲いよいよ内宮へ・・・。大鳥居から宇治橋を渡り神苑に向います。第一鳥居、第二鳥居を経て、神楽殿に向います。
神楽殿でのお神楽の奉奏には感動しました。特に神官による雅楽の横笛・太鼓の音に合わせての古式装束に身を包んでの舞は、厳粛ななかに迫力があり、心が洗われます。


▲五十鈴川御手洗場。参拝する前に心身を清めます。神領民によってこの川の小石を拾い集めて正宮の敷地内に敷き詰められそうです。


▲いよいよ正宮に向います。写真撮影はここから先はダメなのです。


▲「参集殿」にパネル写真として掲示されていた正殿の姿。


▲これも「参集殿」にあったパネル写真。「御杣始祭(みそまはじめさい)」の様子。御神体をお納めする御器である御樋代(みひしろ)の用材となる御樋代木(みひしろぎ)を伐採するお祭り。長野県木曽郡上松町の御杣山(みそまやま)で執り行われました。馴染めない難しい言葉ばかりです。仕方ありません。


▲いろんな行事が執り行われます。7年前から17回、今年は15回の祭りと行事が行われます。さて、今年の秋、遷御の日はいつになるのでしょうか>




▲伊勢内宮前の「おはらい町」とその中にある「おかげ横丁」は、大繁盛。江戸時代の街並みを再現した新しい街づくりの先達としても、有名です。どの店も大入り満員。ここだけは不景気知らず・・・なのでしょうね。



内宮の杉と欅の巨樹に触れ、自然界のパワーを貰いました。
今年は、良き年になりそうな・・・気分です。

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