スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

カラスウリの飾り

2009-10-31 20:49:36 | 出来事

一昨日、娘が子供達を学校に送り出してから訪ねてきた。
「カラスウリ」を採りに行きたい・・・とのこと。
アチコチの山に向かい、やっとのことで手に入れることができた。
意外にも、カラスウリは人里近くの笹が生い茂るところにあることがわかった。
山奥には無いのだ。

その代わり山奥には、アケビもあったが、手の届くところになく、ただ眺めるだけ・・・。
また、ヒヨドリジョウゴや野葡萄山葡萄などの実もあった。 (児玉さんより「山葡萄」であると教えて貰いました。)

さて、この「カラスウリ」などの実のその後は・・・・・・。
今日、娘宅に立ち寄ったところ、次のようになっておりました。
なかなか面白く、仕上がっております。


▲わが家から持つ帰った藤蔓に飾られ、玄関のポーチに置いてありました。

▲カラスウリ、ノブドウ、ヤマブドウ、ヒヨドリジョウゴ(?)でしょうか?

▲ミニ椅子にも飾られていました。

▲玄関のドアにも・・・。

▲サボテンの一種(?)とともに飾られていたカラスウリと野ブドウ山ブドウ。

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「朱」に包まれた桜井茶臼山古墳

2009-10-30 00:24:18 | 出来事

既に新聞報道でも話題になっている「桜井茶臼山古墳」の現地見学会に行ってきた。
今日(29日)から31日まで、この古墳の発掘調査に当っている奈良県橿原考古学研究所による見学会で、初期ヤマト政権の大王が眠る石室を見てきた。


▲現地で掲示されていたパネルより。前方部の端が南側になり国道165号に接しており、後円部は北側となり、ちょうど南北に真っ直ぐな形に設けられています。更に、石室も南北に置かれています。


今回の発掘は、昭和24年に行われた最初の発掘調査以来60年ぶりで、当時の埋め戻し状態の調査と、更に埋葬施設の詳細調査と木棺を取り出し保存処置をするために行われたものです。

既に、今年の1~3月に予備調査が行われた際、石室が「丸太垣」で厳重に囲まれていたことが発表されている。この「丸太垣」は、埋葬後に石室上に築かれた方形壇を保護するものなのだとか・・・。


▲パンフよりコピー。点線で囲まれた位置に下記の「丸太垣」が廻らされていたのです。

▲新聞に掲載されていた「丸太垣」の想像図。この中央に石室が置かれていて、埋葬者を守る形になっています。


今回は、石室をむき出しにして、中に入っていた木棺を取り出し、石室周囲の埋葬物調査も行われた。取り出した木棺は、コウヤマキ製であるとか。残っていたのは底の部分から推測して全長6.7mとか。2年ほどかけて保存処理されるため、考古学研究所に持ち込まれており今回は見ることができなかった。
これら発掘の様子や内部の様子が、パネル写真で展示されていた。


▲このような発掘工程の写真パネルが見学通路に掲げられていた。
また、今回の見学案内はテープで、繰り返し放送されていた。


木棺を取り出すために天井石3枚が外され、横に置かれていた。12枚の天井石で、一番大きい石は1.5トンあるそうだ。これらの石は、二上山か淡路島から持ってきた安山岩であろうと言われていた。


▲パンフより。現場では、石に塗られた朱色は、もう少し濃く鮮やかだった。


石の全てと周りの土には朱色が塗られていて、これは水銀朱だとか。大宇陀辺りで採れた水銀が使われたのだろうか?
古代中国では、不老長寿を目指す神仙思想で、金よりも貴重な最上級の「仙薬」とされ、ここで使われている量は、約200㎏とされ、これまでの古墳では一番多く使われていることから、かなりの大王だったのだろう。

60年前、盗掘を契機に発掘調査されたのだが、地元の人たちによると、子供の頃、石室に入って遊んでいたとか。当時は、もっと朱色が濃かったとか。
でも、盗掘されていた割には、三角縁神獣鏡・ガラス製玉・鉄鏃・壷型土器などが出土していて、保存状態も良いと言われていた。


▲板状の石、12枚で覆われていた天井部。1枚1.5トンもあったとか。手前の石などは、朱色が鮮やかに残っていた。

▲上の写真は、埋められていた土器。下の写真は木棺の全景。


桜井市内の古墳は、分かっているものだけで大小5000基あるといわれる。その中でも、この茶臼山古墳は、桜井市外山(とび)にあって、全長200mの前方後円墳で、古墳時代前期に築かれた大型古墳の中では、竪穴式石室が完存し、更に見ることができる最古の古墳でもあるのです。

「朱」に包まれたこの大王は、誰だったのだろうか。昔から「ニギハヤビノミコト」とか「ナガスネヒコ」の墓と言われているが・・・。
目を閉じても、この朱色がいつまでも浮かんできます。

この古墳の前方部東面の敷地ギリギリにスーパーマーケットが建てられたが、すぐに閉店。続いて、ボウリング場。これもすぐに閉鎖。次は食堂だったがこれもまもなく閉店。それ以降、綺麗に整地され、今は空き地となっている。
何を建てても上手くいかない。古墳の祟りでは・・・と噂されたのを聞いている。
やはり、聖地なのかもしれません。


▲前方部から後円墳部にかけて設けられた仮設階段を登る。さらに石室の周りにも仮設の足場を設けて、石室全体が四方から覗くことができるようになっていた。


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うどん・そば・・・美味しい店

2009-10-27 22:19:21 | 出来事

桜井市と天理市の境、国道169号沿いの景行天皇陵前にある手打ちうどん・そば処『大和まほろば』。この店は、以前に何度か訪ねていて「食材」と「だし」が旨くて・・・お勧めの店だ。

店主のこだわりは相当なモノらしく、リピーター率が90%を越えているのも頷ける。



私が食べたのは、「大和まほろば定食(そば)」。(写真の手前側)
炊き込みご飯。しっかり味がついている。
石臼挽きの玄そばは細めだ。「だし」は、利尻昆布と枕崎産の本鰹を使った秘伝のダシ。そこに、生姜の香りがする鶏肉、キノコ、梅干の天婦羅が入っている。隣には、半熟卵。これで1000円。

前のカミさんは、天婦羅定食。大きな海老がついていた。「美味しい!」を何度も口にしていたから・・ホントに美味しいのだろう。こちらは、1050円。

いつもこの前を通る時、駐車場が一杯になっていることが多い。繁盛しているのだろう。
「山之辺の道」を歩き疲れた時、立ち寄るのもよし。
古民家風の佇まいに吸い込まれ、落ち着ける雰囲気だ。



店内には、長門裕之・南田洋子夫婦、清原和博、明石家さんま、などのサインが掲げられていた。他にも著名人が来ているようだ。

11月末までなら、「ぐるなびクーポン券」をプリントして持参すれば、「自家製本わらびもち」がサービスされるのです。

近くを通られた時は、是非! お勧めします。



『手打ちうどん・そば処 大和まほろば』
天理市渋谷町399-1
0743-67-1362


 

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物置小屋完成!

2009-10-24 20:38:25 | 出来事

3日がかりで、物置小屋とガレージの庇(ヒサシ)が完成した。
物置小屋は1.8m四方の1坪。屋根と側面の壁は採光を必要としたため半分はポリカーボネートの波板をHCで購入。残り半分は親戚から貰った中古の波板鉄板を使用。
内部は、ブロックを敷き詰め、湿気を避け、棚も設けた。
この建物は、水平と屋根勾配を考えるだけなので、何とか作れた。

もう一方の庇は、鉄骨組みのガレージの裏出口に90cm幅で2mの庇を取り付けた。屋根はポリカーボネートで、垂木はL形の棚受け金具を3箇所に使い、しっかり支えた。

柱や屋根の材木は、3年前の屋根葺き替え工事の際の余り材料で、殆どが再利用、エコ仕様です。
何しろ、余ったモノですからツギハギだらけ。決して、見栄えの良いものではありません。
従ってお見苦しい写真になります故、だいたいの姿をご想像下さい。

必要以上にムダな柱やネジ釘も使っていますから、頑丈です。
屋根や庇(ヒサシ)に登りましたが、少し軋む音はするものの・・・壊れてドスンと落ちることもなく大丈夫でした。
震度7や台風が来ても飛ばされないと思いますが・・・。

菜園の道具や肥料などの保管スペースですが、サンルームとして冬越えする植木鉢も収納できそうです。

少し腕は傷むものの、心地よい疲れで、今夜のお酒は美味い。


▲カミさんが、去年、切花として買ったものを挿し芽しておいたものを育てたそうです。


▲これも挿し芽しておいたものとか・・・。


▲「サルビアインボルクラータ」と名札がついていた。7~11月に開花するという。どんな花が咲くのかナ?

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桃色のジュズサンゴ

2009-10-22 15:27:48 | 出来事
最近、パソコンの前に座る時間が極めて少なくなった。
家の用事が多かったためでもあるが、PCの調子がおかしくてイライラしていたため、触る気がしなかったのだ。
それでも、日によってはスイスイ動くこともあって・・・何が原因なのか、チンプンカンプン状態なのです。

そういうこともあって、ブログ交友の皆さんのところに足跡も残さず・・・失礼致しております。
お許しのほどを・・・・。

Win7ソフトも今日から発売されたとのことで、CMも流れています。
近くの家電量販店にも立ち寄ったが、まったくお客がいない。
皆さん、暫くは様子見なのだろう。

「WinXからだと買い換えたほうがいいですよ。」と言われ、その気になりかけたが・・・NECのパンフだけ貰って帰ってきた。
しばらくは各店のPC売り場を訪ね歩き、店員さんの応対ぶりによって機種を決めるつもりだ。
店員さんが素人の私に親切・丁寧に使い方と万一の場合のフォローについて、分かり易く説明してくれるかが決めてだ。
今日の店はダメ。押し売りもイヤだが、買いたい気持ちを察して勧めてくれなきゃ、ダメ。

その帰り、HCの花売り場で見つけたのがこのピンク色の実をつけた「ジュズサンゴ」。「桃玉」という品種名。
なかなか可愛い色の実だ。


「数珠珊瑚(じゅずさんご)」。『桃玉』という品種なのです。実のピンク色が可愛い。


何の花と掛け合わせるとこんな色の実になるのだろう?
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