明日香の紹介が続いております。
昨日は、飛鳥寺近くの飛鳥川の川縁で夜明けを待ちました。
東の空には雲がなく、「かぎろひ」が見られるかも・・と少し期待していましたが・・・。
今の時期は、ちょうど小原の里の後背から陽が昇って・・平凡な空に・・。
朝陽に照らされた里は、稲穂が黄色から黄金色に染まった水田が広がります。
その大昔、飛鳥岡本宮跡(舒明天皇)、また飛鳥板蓋宮跡(皇極)、後飛鳥岡本宮跡(斉明・天智)が、
そして飛鳥浄御原宮跡(天武)と、歴代の宮跡があったとされるところが、黄金色に輝いているのです。
宮の姿こそ見えませんが、想像すると楽しいものです。
ここに見る全体の景色を甘樫丘に登って見たくなり、急いで向いました。
展望台は北側の甘樫丘展望台と南側の河原展望台の二つがあって、見晴らしの良い北側に向います。
6時30分過ぎにカメラバックと三脚を担いで万葉植物園路となっている通路を登ります。
道の左右には記紀万葉に所縁のある木々や花が育てられ、その花との関わりが案内されていて、
一つ一つを見るのは、ひと息の休憩タイムとなるから助かります。
曽爾高原でなければ見られないと思っていた「フジバカマ」も見ることができ、
さらに「弓絃葉(ゆづるは)」の実も見ることが出来ました。
早くも降りてこられる方たちが・・・。
運動を兼ねて展望台でのご来光を見られた方なのでしょう。
ジョギング姿が多いのです。「おはようございます!」の元気な声を聞きながら、登ります。
甘樫丘展望台に到着。
まずは、先ほどまで居た飛鳥寺方面を見ます。
北山、音羽山の群青色を背にして黄金色のなかに飛鳥の家々が浮かびます。
細長く続く先に、石舞台古墳や阪田や稲渕の棚田が照らされています。
一方、北側には、天香具山、耳成山、畝傍山の大和三山が広がり、その先には奈良・平城京へと続きます。
和田池、剣池の先には、畝傍山。そのうしろには二上山。その左右には生駒山、葛城・金剛の山々。
麓を流れる飛鳥川を辿った先にはペタンとした三角の耳成山が、可愛く座っているように見えます。
藤原京も望めます。山田寺方面の先には三輪山も拝めます。
雷丘(いかづちのおか)は、手前の小山に隠れて、ここからは見えません。
飛鳥岡本宮があった当時、この丘の上で何を行っていたのでしょう?
山部赤人が登った「神丘(かむおか)とは、この甘樫丘ではないかと・・・。
ふと、そんな思いを抱かせてくれるのです。
▲左下に飛鳥寺が見えます。その奥が小原の里です。
▲右端に天香具山が半分見えています。そして耳成山が・・・。
▲右に耳成山、左に畝傍山・二上山。
▲手前に和田池、その左奥に剣池(あまり見えませんが・・・)。
▲180度展望できます。
▲万葉植物園で育てられている「フジバカマ」。
▲弓絃葉(ゆづるは)の実も見られました。
昨日は、飛鳥寺近くの飛鳥川の川縁で夜明けを待ちました。
東の空には雲がなく、「かぎろひ」が見られるかも・・と少し期待していましたが・・・。
今の時期は、ちょうど小原の里の後背から陽が昇って・・平凡な空に・・。
朝陽に照らされた里は、稲穂が黄色から黄金色に染まった水田が広がります。
その大昔、飛鳥岡本宮跡(舒明天皇)、また飛鳥板蓋宮跡(皇極)、後飛鳥岡本宮跡(斉明・天智)が、
そして飛鳥浄御原宮跡(天武)と、歴代の宮跡があったとされるところが、黄金色に輝いているのです。
宮の姿こそ見えませんが、想像すると楽しいものです。
ここに見る全体の景色を甘樫丘に登って見たくなり、急いで向いました。
展望台は北側の甘樫丘展望台と南側の河原展望台の二つがあって、見晴らしの良い北側に向います。
6時30分過ぎにカメラバックと三脚を担いで万葉植物園路となっている通路を登ります。
道の左右には記紀万葉に所縁のある木々や花が育てられ、その花との関わりが案内されていて、
一つ一つを見るのは、ひと息の休憩タイムとなるから助かります。
曽爾高原でなければ見られないと思っていた「フジバカマ」も見ることができ、
さらに「弓絃葉(ゆづるは)」の実も見ることが出来ました。
早くも降りてこられる方たちが・・・。
運動を兼ねて展望台でのご来光を見られた方なのでしょう。
ジョギング姿が多いのです。「おはようございます!」の元気な声を聞きながら、登ります。
甘樫丘展望台に到着。
まずは、先ほどまで居た飛鳥寺方面を見ます。
北山、音羽山の群青色を背にして黄金色のなかに飛鳥の家々が浮かびます。
細長く続く先に、石舞台古墳や阪田や稲渕の棚田が照らされています。
一方、北側には、天香具山、耳成山、畝傍山の大和三山が広がり、その先には奈良・平城京へと続きます。
和田池、剣池の先には、畝傍山。そのうしろには二上山。その左右には生駒山、葛城・金剛の山々。
麓を流れる飛鳥川を辿った先にはペタンとした三角の耳成山が、可愛く座っているように見えます。
藤原京も望めます。山田寺方面の先には三輪山も拝めます。
雷丘(いかづちのおか)は、手前の小山に隠れて、ここからは見えません。
飛鳥岡本宮があった当時、この丘の上で何を行っていたのでしょう?
山部赤人が登った「神丘(かむおか)とは、この甘樫丘ではないかと・・・。
ふと、そんな思いを抱かせてくれるのです。
▲左下に飛鳥寺が見えます。その奥が小原の里です。
▲右端に天香具山が半分見えています。そして耳成山が・・・。
▲右に耳成山、左に畝傍山・二上山。
▲手前に和田池、その左奥に剣池(あまり見えませんが・・・)。
▲180度展望できます。
▲万葉植物園で育てられている「フジバカマ」。
▲弓絃葉(ゆづるは)の実も見られました。