スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

涼風・・・・静寂の中で

2011-07-24 15:39:53 | 奈良県の滝めぐり

朝晩はちょっと凌ぎ易くなったのだが・・・日中はどうもスカッとしない。元気の良いムクムクとした入道雲も出なければ、打ち水しなくてもよい雨も降らず・・・湿度だけが高い。

最近は、図書館から借りてきた「入江泰吉先生」の写真集を眺める日々で・・・往時の写真と今日の景色の違いを見比べている。
懐かしい木々や建物が消えて、人々の棲家が広がっています。

何時の時代でも、その時々の写真を撮っておかねば、記憶の中だけでは、残せません。
今、生きている人々の佇まいを撮っておかなければ・・・・。

そんな思いに浸りながら・・・写真集を眺めております。

というわけで、出かけることもせず、サボっております。
あいさつ代わりに、昨年の今頃・・・とある処の滝の風景をお届け致します。




▲「イワタバコ」の花が涼しげです。

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多武峰・・・不動延命の滝

2010-09-07 17:24:21 | 奈良県の滝めぐり


今年の台風は急に発生するため、事前の心構えが持てないとか。
9号は萩市の西北西にあって、明日の15時頃には金沢市あたりに達するとか。
その影響か、黒い雲が多く、先ほどもパラパラと小粒の雨が・・・。

昼頃、明日香の里から多武峰辺りをひと回りしてきました。
その時、立ち寄ったのが多武峰・談山神社近くにある「不動延命の滝」。
自然の左の滝は、5メートルほどでやや水量は少ない。右の打たせ滝はまずまずの水量。
行場の滝なのか、滝の下には、小屋も設けられている。


▲県道37号にある「不動滝」バス停から東に30メートル。木々に囲まれた道の下にあります。


▲水しぶきを浴びるまて゛滝壷の近くまで行けます。


▲一瞬、光が差し込み、虹が出ました。(左下に・・・分かるでしょうか?)




▲道から見下ろすと・・・。

大和の空はグレーの曇が多くなって猛暑日から開放されつつあるものの、陽ざしが強いと、暑い!。
まだ、滝の飛沫を浴びても心地よい・・・。いつまで、この暑さ続くのでしょう。

 

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涼風を浴びて・・・滝めぐり ⑦ 東吉野、七滝八壷・魚止の滝

2010-08-08 11:34:23 | 奈良県の滝めぐり

6日に訪ねた東吉野村の滝めぐりもいよいよ最後の滝となりました。

残念でしたが、和佐羅滝は、途中で引き返しました。これは紅葉の頃に、再度訪ねたいと思っております。

和佐羅滝から10分ほど東に走ると、大きな滝の看板があり吊り橋越しに滝の一部が見えます。
でも、これは違います。さらに一段上に、くねくねと曲がった小さな連爆です。
案内看板には、「七転八起」から名付けられた説明されています。

この滝も、周りは濃い緑色の苔や草が綺麗です。
秋になれば、滝を覆う木々が紅葉し、また異なった美しさを見せてくれるのでしょうね。

『七滝八壷』


▲クネクネと曲がり落ちてくる・・・七転八起・・・から「七滝八壷」になったとか・・・。


▲なかなか綺麗です。水しぶきを浴びながら撮りました。


▲これは道路からも見える滝。まずまずの水量です。


▲下の方に虹が掛かっています。念願の虹を見ることが出来ました。近くにおられたご夫婦に教えてあげると・・・たいそう大喜びでした。


▲虹の部分をアップして撮りますと・・・。暫らく虹を眺めておりました。


▲少し川の下からも眺めてみました。川の中の石を渡る時が怖いのです・・・水苔があってツルッと滑りますから・・・。


▲滝壷に流れ落ちる横に「イワタバコ」が咲いています。涼しくて湿度があって・・・最適環境の中でしか育たない花なんでしょうね。




『魚止の滝』

七滝八壷の滝入口に「ここから1キロ・・・魚止の滝」の看板。見過ごすほどの小ささ。
気付かれないのか、向かわれる方が少ないようだ。
それでは私が・・・と、山道を東に進みます。
対向車がくれば・・・どちらかがバックすることになる狭い道・・・でも誰も通りません。

やがて、吊り橋が見え、その入口に小さな看板・・・「魚止の滝」。
道にエンジンを切らずに停め、滝らしきものを探しますが・・・上流に滝らしきもの・・・。

これが「魚止の滝」?なのか、分かりません。コレ位なら、イワナも登っていけそうですが・・・。
更に上流にあるのかも知れません。でも、案内看板がありますし・・・・。
揺れる吊り橋の上から、撮りました。


▲吊り橋の上から撮りました。これが「魚止の滝」なのでしょうか?


▲角度を変えて・・・吊り橋から見えるのは、この光景だけ・・・。魚止にしては小さな滝ですが・・・


▲「魚止の滝」に掛かっていた吊り橋。この吊り橋から見えるのが上の滝なのですが・・・。

さて、東吉野村の滝めぐりは、一旦ここで終了。
次は、川上村・・・更に天川村、上北山村、そして下北山村へと進みます。
あまり危険を冒さない程度に、あくまで車で近くまで行ける滝を求めて・・・初めて見る滝の姿を想像しながら奥へ奥へと・・・入っていきたいと思っております。

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涼風を浴びて・・・滝めぐり ⑥ 東吉野、東の滝・和佐羅滝

2010-08-07 15:19:49 | 奈良県の滝めぐり


奈良県東吉野村の滝を巡っております。
昨日紹介した「谷山滝」から「東の滝」に向かいました。

『東の滝』



「東の滝」は、東吉野村キャンプ場の駐車場の奥にありました。
滝の上部には注連縄が掛けられています。その滝壷に向かって釣りをしておられる人達がいて・・・。
キャンプ場ですが平日のため、家族連れは数えるほど・・・。それでも川岸には川遊びをする人達がいます。

この滝は、落差は少ないのですが、二つの滝筋が交差して「X」の形になっています。



▲私は「エックスの滝」と名付けました。


▲1/600秒で・・・シャッタースピードを速めてみました。これではXには見えませんね。


▲川の中からも撮ってみました。


『和佐羅滝??』

次に向かったのは「和佐羅滝」です。道脇に看板があり、1キロ、約30分の山道を登ります。
谷川に沿って昼なお薄暗い山道を登ります。人の気配も無く・・・寂しい・・・。
どうやら、私一人だけのようです。
何日か前の大雨で橋が流されている箇所もあって・・・迂回しながら進みます。

里の生活用水を溜める貯水槽があり、そこに滝がありました。(後で調べると、どうも、これは和佐羅滝ではなさそうです)
もっと上流にあったのです。
野生動物に出くわすと・・・怖いし・・・。この滝を撮った後、引き返しました。


▲途中、案内看板がありました。落差50m・・・


▲こんな山道を進みます。左側は谷川となっていて、水の流れる音が聞こえます。



▲これが「和佐羅滝」だったのか・・・落差50mなのか???


▲滝の真下から水しぶきを浴びながら撮りました。


▲滝の入口まで降りてきました。その近くの川が綺麗だったので・・・撮りました。

次は、「七滝八壷」と「魚止の滝」に向かいます。

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涼風を浴びて・・・滝めぐり ⑤ 東吉野・谷山滝

2010-08-06 23:57:53 | 奈良県の滝めぐり


明日は立秋だと言うのに・・・体温より高い気温・・・。カミさんを誘ったが・・・他に用事があるから・・と断られてしまった。
では、一人で・・・少しでも涼しいところを・・・と、またしても東吉野の滝へ・・・。

「落石注意」「欄干崩落」「路肩注意」・・・の看板が多い山道を進みます。
今回は「谷山滝」に続いて、「東の滝」、「和佐羅滝」、「七滝八壷」、そして「魚止の滝」と・・・5箇所の滝を巡ってきた。

まず、最初に訪ねたのは「谷山滝」。
個人が持たれている山で高見川の源流となる谷山谷にある滝です。所有地を示す看板を見かけたが、滝の写真を撮るだけだから・・・・何とか許して貰えるだろうということで・・・無許可で入山します。
道路に落ちている落石を避けながら、狭い山道を進みます。
ちょうど、材木の切り出し作業中の方に、滝の場所を聞くと、通ってきた道の下にあるという。まったく気付かないほどの滝です。

戻る途中、突然、車の前に野生の鹿が飛び出してきて・・・思わずぶつかるところだった。ジッとコチラを睨み付けて山の中に消えていった。もし、ぶつかって鹿が亡くなったらどうすればいいのだろう。車の車両保険はでるのだろうか・・・・なんて、考えてしまいました。

イノシシや猿も居るという。さすが、東吉野は奥が深い。

さて、この「谷山滝」は分岐爆で落差10m。雑木が生い茂って滝への降り口が見つからず、滝壷に近づくことが出来ない。
長靴も用意してきたが、何しろ一人のため、危険回避して、路肩から身を乗り出して杉木立の隙間から撮ることにした。道路から見下ろすと小さく見えるため、残念だ。






▲三脚が使えず・・・身を乗り出して・・・何とか撮りました。川の中から撮れば分岐爆の綺麗な姿が撮れたのでは・・・と思うと残念です。

たえず川べりを走り、杉やヒノキの古木が立ち並ぶ日陰の中を進みます。川岸で水を手にしたり、滝壷近くに立ち水しぶきを浴びてきました。涼しさを体感、満喫し、マイナスイオンを一杯吸い込んできました。

明日は、残り4つの滝を順次、紹介していきます。

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