スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

錦織り成す「長谷寺」

2011-11-30 17:55:43 | 出来事


午前中、長谷寺の紅葉を観に行ってきた。
陽ざしも強く、汗ばむほどの晴天。
入山する前に初瀬川を挟んで向かい側にある素盞雄(すさのお)神社側より撮ってみた。
本当は、与喜天満宮のある与喜山の頂上から撮りたかったのだが・・・素盞雄神社近くの山の中にはイノシシが居た痕跡が・・・。
一人でもあり、今回は冒険しないことに・・・・。

綺麗な紅葉が広がり・・・ちょうど見頃です。

明日からは雨との予報。おそらく、雨でかなりの葉っぱが散ってしまうのでしょうか。
今年最後の綺麗な姿は、今日までか・・・・。

今日と明日の2回に分けて、長谷寺の紅葉をお届けします。
まずは、定番の様子から・・・・。


▲素盞鳴神社側の高台からの右側部分の全景。左側にある本坊側は逆光のため撮らず・・・。


▲素盞鳴神社側の高台から・・・本堂が少ししか見えません。


▲仁王門の軒下から観る本堂。


▲回廊の途中から本堂を見上げると・・・天狗杉の下には紅葉が・・・。


▲本堂の廻りも綺麗です。


▲人が途絶えるのを20分ほど待って・・・やっと撮ることができました。長谷寺定番ボジションです。
この燃えるような紅葉の先には五重塔が見えます。


▲この場所も定番です。逆光が綺麗です。参拝者の何人かに、この場所から撮ることをお勧めしました。


▲この時間帯(11時頃)が一番綺麗です。この角度から撮るのは大変でした。


▲暑いくらいの陽ざしを浴びて・・・輝いていました。


明日は、あまり知られていないポイントを紹介します。
綺麗な光景が続きますよ。


 

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紅葉見頃の「長岳寺」

2011-11-28 22:36:14 | 出来事


陽ざしが強いと日向・日陰の差が強すぎるのでは・・・
今日は太陽が出ない曇り空・・・・こんな日は、落ち着いた紅葉が撮れる。

紅葉を求めて、山之辺の道にある「長岳寺」へ。
毎年、訪ねているが、今年はちょっと色が悪い。聞くところによると奈良県下では、何処でもこのような状態らしい。

本堂前の木は、傷んだ葉が目立ちます。でも、遠くから眺めれば大丈夫。
放生池の周り、鐘堂付近の苔庭は、手入れが行き届いていて、綺麗です。
紅葉もちょうど見頃を迎えています。

撮影の途中で、ご住職にお会いすることができた。少し、立ち話。
『例年より1週間遅れての紅葉です。』
『境内に何本か植えたのですが・・・残念ながらそのうちの何本かが枯れてしまいました。』
『紅葉を楽しむには、少し早めのほうが良さそうですね。』とのこと。
来年に期待しよう。

しばし、紅葉の中に身を置いておりました。


▲楼門に向う塀には、紅葉の葉っぱが・・・錦色が綺麗です。


▲庫裏の玄関先。緑の中の紅葉・・・目だっています。


▲楼門(重文)の横には万両の実が・・・。門の隙間からも紅葉が・・・。


▲放生池越しに本堂を観ると・・・・。陽ざしの強弱の差がないため落ち着いた色合いです。手前のモミジは真っ赤に色付いていました。その周りは・・・かなり傷んでいました。


▲本堂を横から観ると・・・。赤と緑・・・綺麗です。逆光を気にしないで撮れます。


▲放生池には鯉が居ます。突然、ポチャ!と飛び跳ねるため、ビックリします。


▲こんな景色も大好きです。奥のモミジが色付けば・・・もっと綺麗になります。


▲手前には錦鯉。そこに青サギがやってきました。




▲本堂の向こうには楼門の屋根が見えます。


▲鐘堂にかかるモミジが綺麗です。


▲池越しに観ると・・・。


▲しっとり落ち着いた紅葉を楽しむことが出来ました。


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紅葉見頃の談山神社

2011-11-24 21:32:53 | 出来事


談山神社に用事があって午後1時半頃訪ね、そのついでに、紅葉の写真を何枚か撮ってきた。
昨年も11月24日に訪ねている。昨年と見比べたが紅葉の進み具合は殆ど変わらない。

定番の向い側高台から全景を撮ってみた。
この高台からの撮影は、午前中から正午頃に撮るのが一番良さそうだ。

電線が写り込んでしまうので避けたつもりだがどうしても映ってしまう。
せっかくの紅葉の名所と謳うなら、野暮な電柱と電線を視界から除けばいいと思うのだが・・・。

境内では、『「万葉人」と一緒に写真を撮りませんか』という、撮影コーナーがあったが・・・拝観者からは「アレは万葉人じゃない。万葉人の衣裳を着た現代人だ。それも見知らぬ男の人と一緒に写るのだ。せめて、万葉衣裳を着た女の人ならいいが・・・。できれば、万葉人が着ていたであろう貸し衣裳を着せて貰えるなら尚良いが・・・。」という声が聞こえた。なかなか手厳しい。


▲正面の高台から眺めれば・・・。


▲権殿(重文)と十三重塔(重文)。


▲一番の見頃を迎えています。


▲十三重塔が、見事に浮かびあがっていました。


▲右側の朱塗りの神廟拝所(重文)越しに見る十三重塔。




▲逆光で撮れば・・・。


▲拝殿のスダレ越しに見れば・・・。


▲140段の石段横のモミジは、見事です。


▲本殿はただ今改修工事中。屋根が覆われています。

 

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光の旋律・・・本郷にて

2011-11-21 15:46:52 | 出来事


昨夕から冷え込みが強まり、深夜の星もハッキリ見え・・・これは早朝の幽玄の世界と光芒が期待できそうだ。
上手くいけば、「かぎろひ現象」が見られるかも・・・・。

そんなことを思うと・・・4時過ぎから目が冴えて・・・眠れません。
5時頃に起床。
目指すは、宇陀市本郷。

5時50分・・・薄紫色の空が広がっています。撮っている人は誰も居ません。ひと気がないと・・余計に寒さを感じます。
でも・・・「かぎろひ」を独り占めできるかもと・・・・・・胸が高まります。

ところが、撮り始めてすぐに、流れの早い雲が次々と現れて・・・残念ながら、尾根全体に雲が漂い始めてしまいました。
もっと早く来ておれば・・・かぎろひ現象に出会えたかも知れません。またしても残念!!

しばらくすると、昇る太陽光が、周りの雲を真っ赤に染めはじめました。まあ、これはこれで綺麗です。

今の時期、陽は高見山の南側に出てくるはず・・・・やがて、稜線が一段と輝き始めます。
オレンジ色を輝かせて顔を出し・・・アッという間に浴びせはじめました。

射し込む光を避けてレンズを向けた山並みは、光の旋律を奏でているようでもあり・・・踊っているようでもあり、とても綺麗です。
また、角度を変えた光景は、水墨画の世界です。何度見ても厭きません。
撮るのを忘れて、見入ってしまいました。


▲5:50 これは、もしかすると「かぎろひ現象」に逢えるかも・・・と、期待したのだが・・・。


▲6:00 次々と雲が現れて・・・。その雲に光が当たり・・・これはこれで綺麗です。


▲6:35  いよいよ尾根に光芒が・・・。


▲6:42  顔を見せ始めました。


▲6:48  太陽を1000分の1のシャッタースピードで撮ると・・・


▲6:54   オレンジ色の光が旋律となって・・・・・・・。


▲7:27  本日最後の1枚です。水墨画の世界です。



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つるべ落とし

2011-11-14 20:38:43 | 出来事


このところ隔日に、沈む夕陽と出てくる月を狙って、ウロチョロしております。
ところが、どうもダメな日ばかりを撮っているようです。

ブログ友が綺麗に撮った夕陽は、綺麗だった。この日は、私が用事で出かけた日だった・・・・・。
いつかは・・・と思いながら・・・昨夕も期待して出かけたが・・・ダメだった。
それならば、今夕は・・・・と出かけたが・・・やはり、ダメ。

また、せっかく綺麗な夕陽であっても、今の時期は、山の稜線に隠れるのが早くて・・・・まさに釣瓶を井戸に落とすがごとく・・・・速い!!
ゆっくりと三脚を構えて・・・レンズを換えて・・・なんてことも出来ないくらい、アッという間に、落ちてしまう。
秋の夕陽は、なかなか撮りにくい。それもそうだ、午後4時35分が日の入りなのです。

どうも、夕陽には見放されているようで・・・。かといって、朝陽を撮るには・・・それなりの努力をしなければならぬ。
早起きは辛い。気持ちが入れば、朝陽を狙うことにしよう。


▲このネコジャラシは道に寝転んで撮りました。ネコジャラシで遊んでおります。オレはネコか・・・??


▲これは昨夕の夕陽。もう少し、明るい雲であれば良かったのだが・・・・。


▲もっと真っ赤に焼けるのを期待したのですが・・・ダメでした。これは秋の色といえばいいのでしょうか?


▲今夕の沈む太陽・・・。アッという間に沈んでいきました。まさに「釣瓶落とし」でした。そこに山があるとは・・・気付かなかった。

うえ3枚は藤原宮跡のススキです。最後のは明日香・八釣の里からの光景です。


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