スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

大和・長谷寺に咲く花

2011-04-30 18:17:51 | 出来事


昨日の続きです。

今日は、シャクナゲ、山吹、ハナズオウ、椿などを紹介します。

登回廊周りの牡丹は、一夜明けるとかなり開花したようで・・・・・緑色だけの牡丹園に、チラホラとピンクや赤色が増えてきました。
でも、まだ2分咲き・・・程度と思われます。
明日からは雨の予報・・・せっかく開いた花が傷まないか・・・心配です。
でも、雨に濡れた牡丹も・・・なかなか綺麗でしょうね。

本坊前の牡丹園の日当りの良いところでも、かなり咲いてきました。それでも4分咲き・・・程度かな。大輪の花びらが陽ざしを浴びて輝いています。
いよいよ、2.3日で見頃になると思われます。


▲本堂の舞台下に咲く石楠花・・・。


▲「嵐の坂」に咲く石楠花。


▲開山堂の横に咲く石楠花。


▲上のシャクナゲをアップで撮りました。


▲五重塔の下側通路に咲く石楠花。


▲その隣には、白いシャクナゲが・・・。


▲売店の前にも・・石楠花が・・・。


▲休憩所の屋根にも石楠花が・・・。


▲ハナズオウ(花蘇芳)の向こうには、八重桜とシャクナゲが・・・。


▲六角堂の裏側にある椿の古木に、真っ赤な花が咲いています。これは「侘助」でしょうか?


▲本坊の庭に咲く八重の山吹。


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花の御寺・・・・大和・長谷寺

2011-04-29 23:04:56 | 出来事

またまた、大和・長谷寺からの花便りです。
今日は、連休のスタート日でもあり多くの参拝者がありましたが、牡丹は二分咲き。『せっかく来たのに・・・残念!!』の声が漏れていました。
それでも、咲いている数少ない牡丹に、カメラと視線が集中しています。
石楠花、御衣黄桜、八重桜、山吹、ハナズオウが満開で、新緑の中で鮮やかに咲いております。

今日、撮ったものを今日、明日の2回に分けて紹介します。
まず今日は、咲いている数少ない牡丹と、緑色の桜(御衣黄桜)とハナミズキを・・・・・・。








▲牡丹、ハナミズキ、御衣黄桜の競演です。


▲本坊前に咲く御衣黄桜。新緑の中に本堂の舞台が見えます。


▲ハナミズキも咲き始めました。


▲満開の牡丹は樹齢300年。五重塔は新緑に埋もれております。


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長谷寺の花

2011-04-28 23:04:30 | 出来事


今日は、3月11日の東日本大震災によって、お亡くなりになった方々の四十九日法要が、全国各地で催されました。
大和・長谷寺でも、午後2時30分より本堂において、真言宗豊山派管長・化主 小野寺幾澄氏を大導師として、追善菩提を弔い、彼岸講員の一人として、参拝し焼香してきました。

この度の震災によって、亡くなられた方・行方不明となっておられる方が28,505名という。
この余りにも悲惨なことから早くも四十九日を迎えたものの、まだ復旧は遅々として進まない状況です。
被災された方たちに対して私たちは、何をどうすべきか・・・義捐金だけでなく、元気を取り戻して貰えるよう心の支えをしていきたいものです。

そんな思いの中、長谷寺に咲く、牡丹、御衣黄桜、山吹の花を撮ってきました。


▲今年は例年に比べ1週間ほど開花が遅れている。本坊前の樹齢300年は咲いていた。


▲樹齢300年の牡丹です。回廊の周囲は、まだ蕾のものが多い。5月の連休中が見頃になるのでは・・・。


▲本坊前に咲いていました。


▲目が覚めるような綺麗な色です。


▲本坊前の御衣黄桜も満開です。


▲本坊前に咲く「八重山吹」です。


▲石楠花も満開です。


▲例年ならば、牡丹が咲き終わった頃に咲くのだが・・・今年は逆だ。石楠花は例年通りに咲いているのだが・・・。
 


 

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里山の花たち

2011-04-27 17:59:50 | 出来事


手作りDVD制作の内職に励んでおります。
「TEAM忍阪」メンバー・TM氏から引き取った印字された歌詞ジャケット、DVDディスクとケースなどを受け取り、綴じ込み・封入作業。
村の住人には1軒に1枚を無料配布。追加は特別価格で販売。一般には1,000円+送料で販売しています。

万葉歌に興味のある方・・・心に癒しを求めたい方・・・どうぞ、お買い求めください。
お申し込みは、次のところで案内しております。

< ● DVD 「祈り」発売のご案内!!  http://pub.ne.jp/JOMEIOYM0314/?daily_id=20110419  >
< ● HP 「忍阪の風」    http://team-ossaka.jimdo.com/ >


2日間掛けて200枚を仕上げ、今までに500枚。取り敢えずの数字で、これから何枚追加があるのか・・・。
嬉しい悲鳴となりますように・・・・・。

そんな細かい作業の合間を縫って、気晴らしに近くの山裾を散歩しました。


▲鏡女王墓に向います。



春の息吹が肌に感じられ、緑の芽葉が目に優しく、心を癒してくれます。
笹竹が覆う中からはウグイスの声が聞こえます。
せせらぎには、カワセミが居るとのこと。



小鳥の囀りに誘われて、少し奥に入ると、珍しい花や実に出会いました。
藤の木と一緒に伸びた枝先に、変わった形をした「アケビ」の花。既に満開を過ぎて、これから実になってゆくのでしょう。夏にもう一度、実を撮りに来よう。


▲アケビの花です。

緑色の葉っぱの上に乗った小さな花蕾・・・花筏(ハナイカダ)。自生している「花イカダ」を見たのは初めてだ。何とも奇妙な姿をしている。何故、こんな姿になったのか・・・何故こんな処に咲いているのか・・・不思議な花だ。


▲「花イカダ」・・・葉っぱの中央に花蕾が・・・。


小川のせせらぎの渕には、茎にトゲがあり、真っ赤な実のある「アリドオシ(蟻通し)」。別名「一両」とも言われます。十両・百両・千両・万両へと続いていきます。白い花から真っ赤な実に成っています。木にトゲがあるため、蟻は通れても他の虫は通れないから「蟻通し」とか・・・または、長い期間赤い実が成っているから「アリドオシ(有り通し)」と名付けられたとか・・・・・諸説あるそうです。


▲茎にトゲが・・・「アリドオシ」だろう。


白い「バライチゴ」と薄紫色の「スミレ」がアチコチで見かけます。






▲これは「山アジサイ」だろうか?  「ナナカマド」かな?  ご存知の方、教えて下さい。

帰り道、往路では見なかった杉木立が聳える山裾の一角が黄色に輝いていました。もしかして・・・と近づくと、自生の「山吹」。一重の花です。八重の花ほど華やかでないと思っていたが・・・とんでもない・・・・色が濃くて綺麗で、一輪でも存在感あります。しなる枝に一輪ずつ咲いて・・・見とれるほど綺麗です。






花のアップを撮ろうと、崖を遠回りして雑木の中を掻き分けて、やっとのことで撮る事が出来た。
でも、夕陽が落ちて木立の中では、暗すぎた。手持ちで撮ったため・・・失敗だ。


▲黄色を目立たすためバックを暗くしたのだが・・・ちょっと失敗かな。


▲途中にある「鏡女王墓」は、向って右の八重桜は散り始め、左の牡丹桜は満開。左端に1本ある薄墨桜は蕾です。

他にも、野アザミの花、山菜のゼンマイなども・・・


▲鏡女王墓に咲く「野アザミ」。


▲せせらぎの渕にあった山菜の「ゼンマイ」。この小川には「カワセミ」が来るという。一度、見たいものだ。


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曽爾村・屏風岩公苑に咲く山桜

2011-04-25 12:04:24 | 奈良県・三重県の桜探訪

次に向ったのは、曽爾村・屏風岩公苑に咲く桜。
奈良県では、最も桜の開花が遅いと言われている名所。

屏風岩は国の天然記念物に指定され、幅2kmにわたり高さ200mの垂直の絶壁が南面に向ってまるで屏風を立てたようになっている。
また、東側には兜岳があり、さらに近くには小太郎岩があり、これらの奇峯とともに春の花シーズン、そして紅葉シーズンには観光客で賑わいます。

この屏風岩の麓には、山桜の大樹が立ち並び、絶壁にはミツバツツジが咲き、見事な景観を見せてくれます。

昨日、訪ねた時は、駐車場入口で、「まだ、7分咲きですが・・・停められますか。停められるなら500円、頂きますが・・・」とのこと。
せっかくここまで来たからには・・・・撮らずに帰られまい。

まだ、蕾もチラホラあって・・・少し淡いピンクに色付き始めた感じです。
見上げる奇峯のスケールの大きさと、伸び伸びと育つ桜の木は圧巻です。


▲200mの垂直に切り立った絶壁・・・。その麓の山桜は7分咲きです。見頃は28日頃・・・。


▲陽当りの良い木は満開に近いが・・・・。


▲広場では、宴会するグループも100年の古木に囲まれて・・・。


▲西側の半分の麓は、木々の新芽が色付き始めています。


▲公苑からは、南側の山並みが見下ろせます。


▲明治39年(1906年)頃から地元の青年団によって植えられてきたものらしい。100年以上の樹齢が300本以上もあって・・・見事な景観です。
もう少しすれば、華やかなミツバツツジも見られ、ますます綺麗な景観となります。

公苑までの道は狭く、そのうえ距離もあって対向車が来れば大変。
山道走行に不慣れな方は、要注意です。


<おまけ>


▲屏風岩公苑に向う途中で見かけた。近くの方に尋ねると「枝垂れ花桃」と教えてくれた。
目の覚めるような朱色だった。

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