スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

鈴蘭と山吹

2010-04-30 16:14:45 | 出来事


小鳥の囀りで目覚めた。ちょうど5時。まだ眠いのに・・・。
明るくなってきて“鳥目”が見えるようになってきたのかナ?
今日1日の餌取りに出かける前の掛け声なのだろう。

ツバメの声に混じって鶯の声がひときわ甲高い。
私の声が一番キレイなのだ・・・・と言っているようだ。
目覚まし時計に起こされるよりも心地好いから、まぁ勘弁してやろう。

咽喉の痛みが残っていてスッキリしていない。
そんなときは、庭の花でも見て、のんびりするのが一番だ。
一休み、ひとやすみ。

ミニ盆栽の「山吹」は、斑入りの葉で、花は一重の4枚。八重咲きもいいが、これもシンプルで可愛い。


▲10㎝ほどの大きさです。葉っぱが派手なため、花が地味に見えます。

日陰で咲いているピンク鈴蘭(?)も可愛い姿を見せてくれる。
白色の鈴蘭より一回り小さい。


▲白の鈴蘭も奥にあるが、ピンクというより薄紫かナ?

 

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ボタン満開! 花の寺・・・長谷寺

2010-04-29 18:43:11 | 出来事

昨日と今日、長谷寺に行っておりました。といっても、あくまでも、ボランティアでお手伝い。
先日からの風邪も咽喉が少し痛む程度で、体調は戻りつつあります。
399段の石段の上り下りも苦痛でなくなりました。
これも観音さまのお陰と・・・勝手に思っております。

境内に咲く、ボタンの花色も次第に増え、緑一色から華やかになってきて、見頃を迎えています。
特に、数日前の霜が降りる寒さから昨夜の雨で元気をもらい、今朝からの春の陽射しを浴びて、イキイキした色合いを見せています。

緑色のボタン「豆緑(とうろく)」など150種、7,000株の色とりどりの「ボタン」、ピンクと真っ赤な色が可愛い「シャクナゲ」、目の覚めるような黄色の「ヤマブキ」、そして緑色の桜「御衣黄桜」が待っております。

出来れば、連休前半に行かれることをお勧めします。



▲本坊にある樹齢300年のボタンが見頃です。バックには本堂の舞台が入ります。


▲これも本坊に咲く、御衣黄桜とボタンです。


▲「月輪院」の白壁をバックに・・・・。


▲回廊の周りは、6分咲き(4/28)。でも、明け方までの雨と今日の好天で一気に咲きました。


▲一番の見頃です。



▲緑のボタン「豆緑(とうろく)」は、まだ蕾でした。宗宝蔵の庭にあります。


▲ツツジとボタンの競演です。



▲新緑も綺麗です。


▲シャクナゲも散り始めました。納骨堂横の山桜は見頃です。



▲明け方まで降った雨のしずくが残っています。(4/29撮影)


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恋神社と鏡女王墓

2010-04-27 18:10:56 | 出来事

多武峯の談山神社(たんざんじんじゃ)の東殿に『恋神社』がある。
この「恋神社」には、縁結びの神として信仰される『鏡女王(かがみのひめみこ)』が祀られている。
この女王は、万葉の歌人として有名な額田王(ぬかたのおおきみ)の姉であり、自らも恋の歌を残しています。

談山神社の祭神であり大化の改新で活躍した「藤原鎌足」の妻でもあり、縁結びの神として祀られている。
この神社の隣には撫でて恋の祈願をする結びの岩倉もあります。


▲「恋の道」を通って『恋神社』に向かいます。道の両側には、この幟がはためいています。


▲拝殿前には、絵馬も用意されております。


▲隣には、「結びの岩倉」といわれる石を撫でるとご利益があるという。

この『鏡女王』の墓が同じ桜井市忍阪にある。
「鏡王女」とか「鏡姫王」とも書かれているが、いずれも「鏡女王」と同一人とされている。
この「鏡女王墓」のすぐ近くには「34代舒明天皇陵」や「大伴皇女墓(欽明天皇の皇女)」があり、3つの御陵が静かに佇んでいる。

鏡女王は、鏡王の娘で、額田王(ぬかたのおおきみ)の姉とされており、最初は中大兄皇子(のちの天智天皇)の妃となり、のちに中臣鎌足の夫人になっている。
二人に愛された思いは、万葉集に綴られている。



▲「鏡女王(かがみのひめみこ)」の墓です。桜が散り始めています。


▲向かう途中の小川の渕にシャガの花が咲いていました。


▲桜が咲いている小さな丘が「鏡女王」の墓です。


▲舒明天皇陵の横を通り、せせらぎを聞きながら進むと、桜の花に囲まれた墓が見える。
川の中に「鏡女王」の歌った歌碑(左中央の山裾)があります。


▲『秋山之樹下隠逝水乃吾許曽益目御念従者』 犬養 孝・書です。
「秋山の木の下がくりゆく水の吾こそまさめみ思ひよりは」



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ツバメ・・・来る!

2010-04-25 21:27:31 | 出来事

今日は、久しぶりの晴天。青空がまぶしい。
人差し指の痺れは、相変わらず。加えて、風邪をひいたのか、身体が重い。
昨日は、とうとう病院へ・・・・。
今日は仕方なく、家に閉じこもっておりました。

庭から、ピューピューと鳥の鳴き声。
なんと、ツバメが何羽か屋根の上を飛び回っています。

ツバメの来訪は、例年より少し早いのかなぁ。
今朝は、少し霜が降りて寒かったのに・・・・・。


▲どうやら、わが家の何処かに巣を作るつもりらしい。狙っています。

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山野草・・・南蛮煙管(ナンバンギセル)

2010-04-23 11:17:47 | 出来事

一昨年入手した、萱(かや)に寄生した『南蛮煙管(ナンバンギセル)』。

このナンバンギセルは、1年生の寄生植物で、葉緑素を持たない不思議な植物です。茎と花だけが、ニョッキリと生えます。
花は下向きに咲き、その花姿から「思草(おもいぐさ)」とも言われています。

何年か前、「明日香・石舞台前の広場」のススキの根元で・・・また「宇陀郡曽爾村・曽爾高原」のススキの根元で、見たことがあります。

ナンバンギセルは、イネ科、カヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物の根から養分を奪い取って成長します。
花が終わった後に種子ができ、その黄色の胞子のようなものが寄主の根に付着して発芽します。

ということで、本当にミョウガに寄生するのか・・・。試してみることにしました。

昨年秋、空き地からミョウガを採ってきてプランターに植え込み、ナンバンギセルの種子(胞子)を、ミョウガの根元に降りかけました。
また、昨年生えていた茅(カヤ)の根元にも、しっかりと種子(胞子)を擦り込みました。

「ミョウガ」と「カヤ」・・・それぞれの新芽が出てきました。さて・・・無事に寄生に成功するか・・・・楽しみです。


▲「茅(カヤ)」に新芽が・・・・。そして「茗荷(ミョウガ)」も新芽が・・・。果たして、ナンバンギセルが寄生してくれるか・・・。


▲去年のナンバンギセルです。右は、曽爾高原で見たものです。
この「カヤ」に生えていたナンバンギセルの黄色い胞子を根元に降り掛けたのですが・・・・。さて、うまく寄生してくれるでしょうか?


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