関西花の寺・第19番「釜ノ口山・長岳寺」のツツジが満開です。
山之辺の道沿いにあるこのお寺は、この時期、ハイカーなど訪ねる人が多い。
淳和(じゅんな)天皇の勅願で、天長元年(824年)、弘法大師によって開かれたという古刹は、浄土式庭園の景観と境内に咲く花々に心癒されます。
ここ何年か、新緑と紅葉の頃に訪ねておりますが、大門から続く参道の背丈を越える「平戸ツツジ」が見頃な時期に訪ねるのは初めてです。
でも、放生池に咲くカキツバタは10輪ほどしか見られず、あと3.4日もすれば、新緑の中に紫の花色を散りばめ、本堂手前に咲くツツジと共に、春一番の見頃を迎えます。
この構図と配色は、私の好きな撮影ポイントの一つです。
▲あと、3.4日もすれば、右手のカキツバタが咲き、ツツジの彩りで、もっと華やかになります。
▲大門からの参道には、背丈を越えたヒラドツツジが、咲き始めました。
▲庫裏となっている旧地蔵院の庭のツツジも綺麗になってきました。
▲放生池の周りのツツジも、見頃を迎え始めました。手前のカキツバタが咲き揃うと、見事な景観になります。
▲鐘楼門を臨むと・・・ツツジの彩りが放生池の水面にも映ります。
この鐘楼門は平安時代のもので、弘法大師創建当初の日本最古の鐘楼門です。
▲手前のカキツバタが咲くと・・・浄土式庭園は見事な景観になります。再度、撮りにくることにします。
▲境内のツツジは見頃を迎えています。
▲放生池には、鯉も彩りを添えています。