春の陽射しに誘われて、運動不足解消のために散歩でも・・・と、車で向った先は、「倉橋溜池」と呼んでいる『奈良県の防災ダム』。
かねてから散歩コースとしてマークしていたところだ。
(2007年9月29日掲載の「倉橋溜池」を参照)
周囲4km。ちょうどよい散歩コースです。
この池の特徴は日本初の開渠式余水捌けで、日本で7番目に大きな土壌堤にセメントを注入し、放水時の決壊を防ぐために内壁の堤が石畳となっているのです。
「トンボ池」にあった「ガマの穂」。穂綿が風に乗って飛んでいきます。
周囲は公園化されていて、トンボの生息地・野鳥の生息地などが自然の地形の中に設けられている。散歩道としては絶好の立地だ。
木々の梢には、小鳥の姿も見られます。鳴き声も聞こえてきます。葦が生えている水際には、小鳥の巣も見られます。そんな中を進みます。
周囲は約4km、50分ほどで回れる。でも、所々で立ち止まり道草をしながら歩く。私の散歩コースとしては、ちょうど良い。
同じように散歩する人、犬の散歩をする人・・・。
冬の渡り鳥も来るそうで、バードウオッチを楽しむ人も・・・。
もちろん、コイやフナ、そしてバスもいるそうで、暖かくなってくると、釣り人が増えそうだ。
池の周りには、春の訪れが・・・みられます。
公園地には、桜・梅の木、ハナミズキ、ウバメガシ、モミジ、モチノキなどが植えられていて、それらの樹には名前が書かれている。樹木・花たちの四季の移ろいが見られ勉強になる。
春の花・新緑の若葉・燃えるような紅葉の下を歩こうと思っている。その時々に出会うであろう、花や木や鳥たちを紹介したいと思っています。
いつまで続くか・・・あまり自信ないのですが・・・・。
堤防の上から放水路の下流方向を望むと、左側の遠くに「三輪山」が見える。
日本初の開渠式余水捌けの溜池なのです。