奈良・菅原天満宮の盆梅展を観たあと、すぐ隣にある『喜光寺』を訪ねた。
山門手前の駐車場から入ったため、センサーに感知され飛んできた住職から、「貧乏寺で人手が無く、この料金入れにお願いしますわ。」と言われ、2人分600円を箱の中にポトリ。
このお寺は、721年に行基菩薩が創建。昔は「菅原寺」と呼ばれていたとか。
本堂は、室町時代に再建された単層裳階付き建物で、東大寺大仏殿の十分の一のサイズに建てられ、大仏殿の「試みの堂」といわれているのです。
本尊の阿弥陀如来像は南向きで、ちょうど大阪~奈良を結ぶ第二阪奈道路を行き交う車を眺めておられる。
本堂前の境内は、発掘調査中で、平城京右京三条三坊に位置するため『平城遷都1300年記念事業』にあわせた『楼門』復興工事なのかもしれない。貰ったパンフに寄進のお願いが記されていたのです。
境内には、30鉢あまりの盆梅・盆栽が置かれていた。立派な本堂や弁天堂にしては、ちょっと寂しい感じだが、その分、ゆっくり観て廻れた。
このお寺は、盆梅よりもむしろ6月下旬からの「ハスの花」が有名で、200鉢ほどの花蓮が楽しめるのです。
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▲境内には盆梅と盆栽が置かれている。梅はちょうど見頃だ。
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▲枝垂れ梅も綺麗だ。
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▲社務所前の紅梅。満開です。
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▲一枝をアップにすると・・・。
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▲一重の白梅もシンプルで綺麗です。
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▲弁天堂を囲む池をバックに・・・。
池の中や境内に置かれた鉢に「天竺班蓮」「ミセス・スローカム」といった蓮が200鉢・・・6月下旬~8月には綺麗な花を咲かせます。
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▲本堂の横にも枝垂れ梅が・・・
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▲神主さんが育てられているのだろうか・・・松、楓などの盆栽が20鉢ほどあります。
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▲初めて「インド菩提樹」の樹を見ました。葉っぱが枯れているが・・・新芽はいつ頃なのだろう。
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▲かなり傷みが激しい山門。でも、蓮の花が咲く頃には、多くの人で賑わうとか・・・。