庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

アメリカは銃で武装する国。日本は銃を持たない国。

2018-02-25 | 国創り政治問題

今回のアメリカでの銃の乱射事件では、犯人が市販の猟銃を大量に保有して、連続で発射できる装置をつけて改造していた。

これが、護身用の武器として社会では公認されていると、まさにアメリカは自己責任で命を守り、そのためには武力を確保する社会だ。

この基本的な考え方は、銃乱射事件などでは、変わる気配はない。

一方の日本では、銃の所持は軍隊か、警察か、特殊な職業の人しか持てず、猟銃の所持も厳しい規制のもとに置かれる。

無法者に対しては専門職の警察官に依存し、海外からの侵略者に対しては自衛隊員が武力で対応する、として、国民は武器を持たない。

この体質的に大きな違いを持っている国が、海外への武力行使と、軍隊の指揮系統を一本化しようとするのは、大きな違和感がある。

日米安保条約では、海外からの侵略には自衛隊が基本的に当たるが、海外への派遣では、アメリカ軍の指揮下に自衛隊が入ることになる。

つまり、銃を持って攻撃を受ける可能性があれば、防衛的な自衛のために、先制攻撃をするのは、当然の行為である。

アメリカ人には当然でも、日本人には、違法行為になりかねない。

こんな軍事協定を結ぶ日本の政治家は、文民統制という幻想に浸っているだけで、無責任極まりない姿勢である。


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