Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

夢日記

2006-05-22 03:13:21 | Weblog
常々、夢の記憶を書こう、と思うのだが、なかなか叶わない。しかし今日は、寝起きの中、はっきりと夢を覚えていたので、書いてみることにした。今日の夢は以下の通り。

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アジアのとある町で、ヒッチハイクの旅をしている。何故か、私は中村俊輔のドライブするバンに乗っかって、旅をしている。

というのも先ほど、とある町で三人組の日本人男性のうち一人と、喧嘩になったのが原因だ。そいつは、悪態をついていて、部屋の中にあった油の入った缶を蹴飛ばして、焚き火に引火させ、みんなに迷惑をかけていたにもかかわらず、謝罪しなかったのが発端だ。怒った私は、そいつと大喧嘩をして、その挙句、その町に居られなくなってしまったのだ。

そのバンには、インド人の少女も一緒に乗っている。彼女は、大切そうにバブルラップで梱包された写真をまるで形見のように持っており、後部座席に静かに座っている。

車を走らせていると、中国人風の若い男2人組と出会い、一緒に旅をすることになる。車の中で、「あなた、どこから来たの?」と聞くのだが、なかなか言葉が通じない。男はメモ帳に「dadan」と書いたのだが、その意味がよく分からず、辞書で意味を調べてみるうちに、ああ、韃靼か、と気づく。そういえば顔つきも、どこかモンゴル風だ。

「じゃあ、ホーミイできる?」と聞くと、恥ずかしそうに「うん」と答え、そして歌う。私もそれに加わる。

道中、大曲のある道路の所に、ちょうど一台分くらいの駐車場があり、そこに車を止める。駐車場の隣には作業小屋のようなものがある。どこかしら見たことのある所だ。「ここ、私、知っている。来たことがあるよ」と言うと、韃靼人二人組は、「ここは私の仕事場だ」と言い、皆で意気投合する。

この二人組みの韃靼人のうち、一人の方はまだ10歳にも満たない男の子だ。まだあどけなさが顔に残っている。ホーミイを歌っているうちに大分仲良くなり、この子は私に抱きついてくる。そのあまりの人間臭さがなんとも言えず、かわいらしい。石鹸で髪を洗っているのだろうか、髪の毛がやたらゴワゴワしていて、それが私の顔に当たって痛い。でも、悪い気はしない。

そこに車を止めてラーメンを食いに行こうとすると、途中で乗せたインド人の少女はいなくなっている。その子はとてもおとなしく、マナーの良い子だったので、一同落胆するが、特にドライバーだった中村俊輔が大分落ち込んでいて、かわいそうだった。

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このヒッチハイクの夢は、何度か定期的に見ている夢のような気がする。

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