Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

SOHOへのトラック乗り入れに気をつけろ!

2008-01-10 12:14:01 | Weblog
朝から友人が来て、私の作業を手伝ってくれた。訳あってこの友人の名前を書くことができないが、こういう友を持って幸せだと思った。

困った時に手伝ってくれるのが本当の友だ、という言葉があるが、それを感じることができた。この場を借りて、感謝の言葉を述べたい。ありがとう。

今日は朝、自宅からエリックの彫刻作品を、トラックを使って搬入する。友人の手助けなしでは、絶対に不可能な作業であった。他にも下道さん、大浦さんの平面作品をトラックに運び、そこからチェルシーに移動する。

チェルシーでは、Murrey Guyギャラリーに行って、JaniceさんからKota Ezawaさんの作品上映用のDVDディスク、DVDプレーヤー、モニター2台と台を借りる。ジャニスさん、カタログのクオリティに大変満足して下さっていて、私としてもとても嬉しい。TVモニターの搬入など、ギャラリーのスタッフが手伝ってくれた。とてもSweetな気分であった。

その後、Luhring Augustineギャラリーに行って、森村さんのDVD作品をピックアップし、カタログを手渡ししてくる。ギャラリーの皆さんもカタログを喜んで下さっており、とても嬉しい。

次にAtomic Signに行って、Atomic Sign(壁のステッカー状のウォールテキスト)をピックアップする。このテキストは、イラストレーターでアウトライン化したものを送り、作ってもらうのだ。今回は展示のタイトルがアトミック・サンシャインということで、Atomic Sign社が展示のスポンサーになって頂く、ということで25%ディスカウントして頂いた。これも、今まで仕事上の付き合いがあったジョンさんだからやってくれた、大変な好意だ。Johnさん、ありがとうございます。これを無にしない様、頑張りたい。

その後、Gana Artに行き、私の友人でGana NYのディレクターを勤めるボンから、37インチフラットスクリーンを借して頂く。ボンはその時不在だったのだが、スタッフのメンバーたちがとても協力的で、本当に嬉しかった。こちらも、カタログのThanks ToにGanaの名前を見つけて、喜んで下さっていた。私も彼らの行為が、本当に嬉しかった。

その後、SOHOまでドライブし、インストールを開始する。しかし、大問題が。SOHOでぜんぜんパーキングスペースが見つからない。パーキングは全部満杯、私は路上のスポットに停めれば良い、と軽く考えていたのだが、SOHOに停まっている車の大多数が、イリーガル・パーキングであることに気づいた。ええい、仕方ない、と大丈夫そうな所に数時間停めておいたのだが、何とびっくり、夕方になって確認してみたら、駐車違反を3枚も切られていた!こんなことはあり得るのだろうか?

SOHOはチェルシーではないので、物の搬入が極めて困難だ。トラックをレンタルするのであれば、ドライブできる人と最低2人で搬入作業をする必要があることを、身にしみて理解した。トラックは明日も使うのだが、使い方を考えなくては、大変なことになる。しかし、運送業者を雇う訳にも行かないし、困ったものだ。

夜7時までインストール作業をし、その後電気屋さんで不足しているHDDVDプレーヤー用の特殊ディスクなどを購入する。1本何と$100。高いけれど、仕方ない。

その後、私の記事が掲載されているはずのDaily Sunを、SOHOの日系雑貨屋でゲットする。しかし、今日はまだ1月9日であるはずなのに、今日配布されていた新聞は、1月10日の文字が入っていた。この日刊紙、9日には10日版を、10日には11日番を配布するらしい。混乱するが、仕方ない。どうやら、私は自分の記事を逃してしまった様である。トホホ。誰かお持ちの方がいましたら、スキャンして
article9@gmail.com
まで送って下さい。

夜、疲れ果て、チャイナタウンのレストランでご飯を食べていると、ボンから電話がかかってくる。「展示、もしも日本に巡回する様だったら、テレビ、日本に持って行っても良いよ」、とボンからのメッセージだった。本当に嬉しい。今回はNYの展示だから借していただいたが、NYからテレビを東京に持っていく訳には行かないと思う。でも、その好意が、何よりも嬉しい。

明日がインストールの山場だ。全ての作業を終わられるつもりで、頑張りたい。