Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

展示準備に全速力!

2008-01-05 14:42:34 | Weblog
年が明けてから、展示の広報その他に全速力で準備する。

Invitation Card数枚と、展示カタログを、メディア関係者、アカデミクス、そして展示協力者の方々に郵送する。お手伝いをしてくれそうな方が皆NYを出てしまっている為、全ての作業を一人でこなす。130人程度の人たちに送るのに、1日半かかった。こういう作業は、どうしてもかなり時間がかかってしまう。誰か、フライヤーまいて下さる人、大募集です!
article9@gmail.com
までご連絡下さい。

その合間を縫いながら、ファンドレイジング用の照屋勇賢氏の作品「さかさまの日の丸」の販売を行いつつ、展示実行の為の各種手配を行う。最後まではっきりしなかった、アートシッパーによる作品の輸送中の保険に関してもはっきりする。どうしても高額な作品(彫刻作品)に関しては、高額な保険料金が発生する。私の見積もりを大幅に超える額であったが、仕方がない。全て了解し、書類を完成させる。

私の自宅に準備してある作品その他を輸送するのに、Moverの方を予約しようかと思ったのだが、やはりこちらも高いので、トラックを数日レンタルすることにする。チェルシーのギャラリー4箇所からTVなどの機材を借りる際にも便利なので、3日間借りることにした。

以前書いた、民主主義を考える際に、人間個人と量子をパラレルすることにおいて何らかのヒントを得ることができるのではないか、と、考えていることが少しまとまりそうなので、書いてみたいと思うのだが、どうしても時間が取れない。リサーチする時間など、確保したいのだが、当分は不可能だ。展示の直前になっても作品販売をしなくてはならないというのは、キュレーターとしては失格かもしれない。しかし、そういった難しい展示を実現させて行くことが、力になっていくと思う。

もう少し。あと少し。ファイト!